≪春を感じる木々の芽吹き≫

2010年 3月30日 

 風は強めですが、快晴で青空が広がっています。なかなか青空をバックに撮影できなかった、エゾノバッコヤナギの芽吹きをようやく撮影することができまし た。ヤナギの芽吹きを見ても春を感じます。
 他にはどんな春があるのか、探して歩くのが楽しい季節になりました♪(濱本)

≪春から冬へ?≫

2010年 3月28日 

 大きなぼたん雪が降っています。昨夕の吹雪の影響もあると思いますが、何となく冬らしい景色です。日中の気温は-0.9℃で、冬日になりました。
  水が見られた近くの沢では、水ではなくシャーベットと氷と雪になっていました。ちょっと冬に逆戻りでしょうか。(濱本)

≪小さな沢に水の流れ発見♪≫

2010年 3月25日 

 雪はちらついていますが、今日も日中の気温はプラスでした。
 遊歩道を歩くと、小さな沢が見えてきているのに気がつきます。耳を澄ますと水の流 れている音が聞こえ、今まで一面雪に覆われて静かだった森に、春の訪れを感じることができます。まだ積雪深は60cmほどありますが、春らしい物がたくさ ん見つかる季節になってきました♪(濱本)

≪木の幹と同化しているように見えます≫

2010年 3月23日 

 気温は2.4℃なのに、雪が降ってきています。
 自然ふれあい交流館のある大沢口では、今シーズン初のフクロウが観察されました。駐車場からは 歩いて約10秒!冬期間ほぼ毎日見られていたのが、2004年9月8日の台風18号で、ウロ手前の枝が折れてしまってからは、ほとんど見られなくなってい ました。明日も見られると嬉しいです♪観察など、静かに見守ってくださいね。(濱本)

≪○○○中のキタキツネ≫

2010年 3月20日 

 今日は午後から雨が降り、みぞれに変わりました。遊歩道の雪は、乾いた砂の上を歩いているようで、一足ごとにズリズリ滑ってとても歩きにくいです。
 キタキツネがエゾヤチネズミを狙ってやってきました。何度かチャレンジしていましたが、捕まえることができず、あきらめて帰りがけに・・・。しゃがみ込み、ウンチをして帰っていきました。(濱本)

≪ユキウサギの食べ跡と足跡とウンチ≫

2010年 3月18日 

 気温がゆるみ、雪や氷が解け始めると、氷割りが楽しくなります。
 森の中では雪が解けると、動物たちから見た場合、届かなくなってくる物もあり ます。ユキウサギの食べ跡が物語っていました(写真)。チシマザサの葉を食べようと、茎を噛み切り、倒してから葉を食べています。なかなかの知恵ですね。 隣には足跡とウンチがセットになっていました♪(濱本)

≪強風のあとには・・・≫

2010年 3月14日 

 一昨日から強かった風が一段落しました。そんな強風が過ぎ去った森を歩くのは、とてもわくわくします。遊歩道には、たくさんの「宝物」が落ちているからです。
 いつもは手も目も届かない、高いところにある枝を拾うことができたりするだけで、感動してしまいます。
 でも、動物たちは強風の中、どのように過ごしているのでしょうね。(濱本)

≪あと何日?エゾアカガエルの春の歌声≫

2010年 3月11日 

 今日の日差しはとても暖かです。積雪深は76cmになりました。
 自然ふれあい交流館のそばにある調整池は、エゾアカガエルの鳴き声や、卵の確認が一番早い場所です。雪に覆われていた調整池に水面が見えるようになってきました。昨年は3月31日に卵を初確認しています。今年はいつ頃になるのか、ドキドキの楽しみです。(濱本)

≪ケヤマハンノキ雄花のつぼみたくさん≫

2010年 3月 9日 

 朝は-6.2度と久しぶりに冷え込みましたが、日中は-0.6ほどでした。
 木々達は春の準備万端で、種類によっては花の数がわかるものもあり ます。その一つのケヤマハンノキ(Alnus hirsuta)は、雄花のつぼみがとても目立っています。昨年はとても少なかったため、過ごしやすかったのですが、ハンノキの花粉に反応 する私の鼻は、あと2〜3週間ほどで悲鳴を上げる予定です・・・。(濱本)

≪雪の上にいたカゲロウの仲間≫

2010年 3月 7日 

 朝からぼたん雪が降り続きましたが、今日の積雪深は81cmです。かなりの雪が降っても1月や2月のように積もらなくなりました。春を感じます。
 白い雪は冬を恋の季節にしている昆虫たちの姿を見つけやすくしてくれます。クモガタガガンボやカゲロウの仲間が雪の上で観察できました。昨日は二十四節気の啓蟄。これから少しずつ春の虫が見られるかもしれませんね。(濱本)

≪春色発見!ミズバショウの緑色≫

2010年 3月 5日 

 朝までに13cm大粒のベタ雪が積もり86cmになっていましたが、お昼に確認すると79cmになっていました。水分を含んだとても重たい雪です。
 小さな沢にも水が見え始め、冬を越したミズバショウの緑色が春を感じさせてくれていました。(濱本)

≪キタキツネうんち中≫

2010年 3月 2日 

 今日は久しぶりに新雪が積もっていました。雪の結晶も大きく、雪面がぴっかぴかに輝いています。
 自然ふれあい交流館からキタキツネ(Vulpes vulpes)を観察することができました。ハシブトガラスに威嚇されながらも、腰を落としてウンチをするなんて、余裕を感じます。この後すぐ、2羽のカラスに追いかけられ、あわてて沢の下の方に走っていきました。(濱本)

≪キタキツネの足跡・高さ約1.5cm≫

2010年 2月27日 

 昨日まで初夏の様な気温でしたね。今朝の気温は-2.3度。解けた雪が冷え、かた雪になっていました。いつもは膝上までぬかる横の小山では、走っても跳んでも沈まず、楽しくてどこまでも歩いていきたい気持ちになります。
 かた雪の上に、堅く盛りあがっている足跡がありました。キタキツネ(Vulpes vulpes)のシュカブラと呼ばれている足跡です。約1.5cmの高さがありました。(濱本)

≪お気に入りの巣穴なのかな?≫

2010年 2月24日 

 今日の日中は+4.9度でした。着実に春に向かっていることを実感する気温でした。
 森の中では鳥たちのラブソングに混じって、クマゲラ(Dryocopus martius)の声も 聞こえました。コロコロコロと鳴きながら近づいてきて、すぐそばの木に留まりました。キツツキの仲間は自分で巣穴を掘ることができますが、このクマゲラ は、ちょうど良い穴を見つけ、出たり入ったりしています。良い物件だったのでしょうか♪(濱本)

≪芸術品だらけ≫

2010年 2月21日 

 今朝もふっかふかの雪がたくさん積もっていました。オオウバユリ(Cardiocrinum cordatum)にもふわふわ雪がのっかっています。気温も低くさらさらのパウダースノーです。朝107cmあった雪が、5時間後には101cmに下がり、ベタ雪にも変わっていて、春の近づきを感じました。
 冬の芸術品を楽しめた森は、冬&春の芸術品を楽しめる森に変わりつつあります。(濱本)

≪探険♪探険♪≫

2010年 2月19日 

 今日は気温が-1.2度と高いため、雪玉が簡単にできる、久しぶりのベタ雪の日です。
 雪の降る中、保育園のお友達と一緒に、森へ探険に行きました。ユキウサギやキタキツネ、ネズミの足跡も見つかり、自分たちの手や足とサイズを比べたりしました。雪の上で走ったり転んだり寝っ転がったり。自分たちが残した足跡も、振り返ってちゃんと観察していました♪(濱本)

≪観察会「冬の森の観察会」≫

2010年 2月18日 

 2月14日(日)に、北海道ボランティア・レンジャー協議会との共催の観察会「冬の森の観察会」が行われました。
 当日は、青空が広がる快晴で、まさに観察会日和となりました。お天気の力もあったのでしょうか、大変多くの方々に参加いただきました。
 参加者はボランティアレンジャーさんに案内され、動物の足跡や食痕、野鳥観察、冬芽観察など、冬ならではのものを観察しながら冬の森の散策を楽しみました。
 次回の北海道ボランティア・レンジャー協議会との共催の観察会は、3月21日(日)「森の中で春をさがそう」です。皆さんのご参加お待ちしております!(扇谷)

≪ふかふか雪と北海道開拓の村 旧信濃神社≫

2010年 2月17日 

 今朝もどっかりと雪が積もっていました。ふわふわの白い雪と快晴の青空で、今日もまた撮影日和です。
 観察会の下見のため、北海道開拓の村内をスノーシューで歩きました。どこもかしこもふわふわの雪に覆われ、一足進むごとにパウダーのような雪が、ふわっと舞うのもきれいです。旧信濃神社も雪化粧をして素敵でした。(濱本)

≪もこもこ・こんもり アサダの木≫

2010年 2月16日 

 まとまった雪が何度も降る今シーズンは、雪が多いなぁと感じます。昨シーズンは頻繁に雨が降り、50〜60cmの日が多く積雪深は少な目でした。
 今日の積雪深は105cmです。過去7年間の記録と比較すると、積もりだしは遅かったですが、雪の量は多めの方です。
 昨日から10cm以上も積もり、木々の枝も雪で「もこもこ・こんもり」になっています。(濱本)

≪霧氷≫

2010年 2月14日 

 今朝の気温は−14度。家のそばの街路樹も霜で真っ白になっていました。
 自然ふれあい交流館付近では、木の枝に葉っぱのような形の霧氷がついていました。大きさは1cmほどです。アクリル樹脂でこの結晶を固めて保存するため、手袋をはかずにいたら、指の感覚が無くなってしまいました。(濱本)

≪青空の大沢口≫

2010年 2月13日 

 昨日から降り続き、積もった雪は10cmでした。今シーズン2度目の1m越えで、今日の積雪深は103cmです。
 久しぶりの青空と、雪が積もった木々の枝がとてもきれいです。ふわふわの雪が枝からふぁさぁっと落ちてくる時も、素敵なのですが、今日限定品の青と白と黒の色の世界もまったりと見入ってしまいます。(濱本)

≪真っ白の大沢口≫

2010年 2月12日 

 朝から降り続く雪は、約10cmほど積もりました。今日の積雪深は93cmです。
 定点撮影している大沢口も真っ白で、黒いジャンパーを着て歩いている方の姿も、途中からは雪で見えなくなってしまいました。
 除雪は大変ですが、明日はどのくらいまで雪が積もっているのか、ちょっぴり楽しみです。(濱本)

≪またぐ?くぐる? 足跡は語る≫

2010年 2月10日 

 今日は大粒の雪が斜め45度に降ってくる日でした。時々雪やむ程度で、少し強めの風と雪は夕方まで続いていました。
 遊歩道の周りにはたくさんの足跡が見られます。雪に埋もれた木の枝を、わざわざくぐったキタキツネ(Vulpes vulpes)の足跡を見つけました。このぐらいの高さであれば、またぐよりくぐって通るのですね♪(濱本)

≪本当は吹雪で真っ白になっている景色≫

2010年 2月 7日 

 昨晩から雪が降り続き、風も強くなりました。落ちてくる雪の角度が、斜め45度以上になったりもしています。強風で軽い雪が飛ばされ、あちこちで吹きだまりができています。
 吹雪でホワイトアウトになっている景色は、今日も真っ白です。吹雪の様子を撮影しても、たいした事がないように写るのが、何だが悔しいです。(濱本)

≪白と黒と雪と息≫

2010年 2月 6日 

 今日も朝から-12度と冷え込んでいます。日中でも-8.6度。膝掛けとカイロが手放せません。
 気温が低いので、降り続く雪の大きさは小さく、レースのカーテンを引いたように見える景色が、何となく寂しさを演出しています。白と黒の色の世界。自分の吐く息の白さも景色の一つになりました。(濱本)

≪観察会「冬の森のかんじきウォーク」≫

2010年 2月 5日 

 2月4日(木)に、観察会「冬の森のかんじきウォーク」が行われました。
 連日の厳しい寒さが続くなか、観察会の朝もかなり冷え込みましたが、当日は風もなく、快晴とまさに観察会日和となりました。 遊歩道脇の動物の足跡をたどってみたり、野鳥観察をしたり、雪に寝転がったりと盛りだくさんの内容で冬の森を楽しみました。
 開拓の村を出発して、瑞穂の池までの往復という短い距離ではありましたが、大変充実した観察会となりました。
 ※2月14日(日)10時から「冬の森の観察会」を行います。事前申し込みなどは必要ありませんので、当日自然ふれあい交流館までお集まりください。皆様のご参加お待ちしております!(扇谷)

≪「寒さの立春」≫

2010年 2月 4日 

 昨晩は−20度、今朝は−14度と厳しい冷え込みでした。観察会では、股引や長袖シャツを着込んでご案内しましたが、日差しがあり、風もなかったため、思ったほど寒く感じませんでした。でも日中は−8度とそれなりに気温は低く、真冬を実感しました。
 今日は立春ですね。暦の上では春ですが冬本番中です。体調管理に気をつけて冬を楽しみましょう。
 写真は百年橋から見た百年記念塔です。(濱本)

≪青空の大沢口≫

2010年 2月 2日 

 今朝の気温は-8.7度。昼は-7.4度と手袋越しに寒さが伝わってきます。
 雪が降ったあとの青空は、気持ちも晴れ晴れとします。空の濃い青色や雪に落ちる木々の影の濃さ、雪で反射する光の強さなど、晴れの日ならではの景色が楽しめました。(濱本)

≪雪帽子のようです≫

2010年 1月29日 

 今朝の気温は-4.5度。ここ数日間の気温の高さで作れていた雪玉は、今日は作れません。気温が低いのでしょうね。116cmもあった雪が、雨でかなり解け、今日の積雪深は68cmです。
 木の幹や枝なのにぺったりと張り付いていたり、乗っかっている雪もまだまだ残っています。まるで帽子をかぶったような枝先の雪も、私たちの目を楽しませてくれます。(濱本)

≪大地と一体になって感じたことは?≫

2010年 1月27日 

 朝から晴れています。今日も近隣の小学4年生と森へ出かけました。新しく積もった雪の上には、ユキウサギやキタキツネの足跡、ウンチ、食べ跡などがあちこちで見られ、動物たちの冬の暮らしを知ることができました。
 昨日のクラスは、地吹雪の中ほとんど動物の痕跡を観察できず、雪と風と寒さの中、動物たちが冬を過ごすことの大変さを感じていました。(濱本)

≪雪の重さは・・・≫

2010年 1月26日 

 晴れたり猛吹雪になったりと、ころころ変わる天気でした。近隣の小学4年生と一緒に、雪について調べたり、森に探険しに行きました。地吹雪も重なって、「遭難しそう〜」って叫びながら、つぼ足のまま走ったり、雪の上に仰向けに転がってみたり。
 写真は雪の重さを量っているところです。地面に近い所の雪と、降りたての雪の重さの違いにみんなビックリ♪(濱本)

≪「しましま」な木々の影≫

2010年 1月24日 

 今朝は-3度、日中も-1度と、簡単に雪玉が作れるほど暖かい日です。今日は日曜日なので、野幌森林公園内では、歩くスキーや長靴などで散歩する方が多く、お孫さんをソリで引いている方も見受けられました。
 真っ白い雪の上にはスキーやソリの跡だけではなく、木々の影も映し出され、きれいなしましまになっていました。(濱本)

≪キラリと光る雪の結晶≫

2010年 1月23日 

 ふわふわな雪が静かに降っていました。今日の積雪深は74cmです。
 足下にはきらきらと光る雪の結晶がたくさん見えます。小さいため這いつくばって近づくと、カメラや手袋からの熱で結晶がどんどん溶けてしまいます。何とか溶ける前に撮影できました♪(濱本)

≪真っ白な大沢口≫

2010年 1月21日 

 昨日一日中降っていた雨は、雪に変わりました。-6.6度で風も強いため、それ以上に寒く感じます。場所によっては吹きだまっていて腰まで埋まり、今日もラッセルし放題でした。
 降ってくる雪の密度が濃いため、先が見通せないほど真っ白です。時折太陽や青空が顔を出してくれましたが、今日は一日中雪が降り続いていました。(濱本)

≪雨でぼこぼこ≫

2010年 1月20日 

 今日は大寒なのに朝から雨です。17日に116cmだった雪は、98cm、88cmとなり、今日は78cmになっていました。
 一足ごとにパウダーのように舞ってふかふかだった雪も、雨で「べっとり」「ぼこぼこ」になっています。(濱本)

≪雪と光と影とラッセル≫

2010年 1月17日 

 昨夜からずっと雪が降り続いています。ふわふわの軽い雪ですが、この量の除雪はかなりしんどいです。
 森の中はとても静かです。誰も歩いていない雪の上。広がってきた青空の下、光と影が本当にきれいです。しかも独り占め。でも、かんじきを履いていても股下まで埋まり、頑張っても時速200m。昨日からの積雪は57cmで、積雪深は116cmになりました。(濱本)

≪寒い音と、風が作った雪のオブジェ≫

2010年 1月15日 

 キュッ、キュッ。一歩ずつ歩くたびに雪が鳴ります。こんな鳴き砂のような音が聞こえる時は、気温が低い証拠です。朝は-10度、日中も-8度と、今日は寒さで指や頬がとても痛い一日でした。
 風の強かった昨日に作られたオブジェが所々に残っています。風が雪を飛ばした跡が人の顔に見えました。(濱本)

≪親子観察会「冬の森の探検隊」≫

2010年 1月14日 

 1月10日(日)、親子観察会「冬の森の探検隊」が行われました。新年明けて最初の交流館主催の観察会でしたので、子ども限定で「お年玉」を用意いたしました。お年玉とは言っても、交流館オリジナルシールやマグネットでしたが、思いのほか喜んでいただけたようで、準備したスタッフも嬉しくなりました。
 普段は遊歩道から外れられない公園ですが、観察会では特別に許可をとってスノーシューを履き、ほんの少しですが森の奥へと探検に向かいました。 ユキウサギやキタキツネの足跡をたどったり、ユキウサギの落し物を観察したり、木の音を聞いたり、木の妖精とお話したりと盛りだくさんな内容で冬の森を親子で楽しみました。
 次回の親子観察会は2月28日(日)「冬の森の探検隊 IN 開拓の村」です。会場を開拓の村に移し実施します。開拓の村も自然は豊かですし、スノーシューを履いて普段は行けない建物の裏側など、違った角度から開拓の村を楽しむことができますよ。 1月29日(金)より受付となります。みな様のご参加お待ちしております!(扇谷)

≪朝一番の大沢口≫

2010年 1月13日 

 今朝は-8.2度でした。家に手袋を忘れてしまったため、指先が痛くてとても辛かったです。
 夜にふわっと雪が降ったので、木々の枝先が白く飾られていました。軽い雪なので風が少し吹いただけで枝から落ちてしまいます。午後にはほとんどの雪が枝から落ちてしまいました。写真は朝一番の大沢口の様子です。(濱本)

≪どこにいるかな「キバシリ」≫

2010年 1月11日 

 今朝は-6.4度と少し冷え込みました。手先足先が痛いほどです。
 森の中は風もなく静かです。所々でハシブトガラやシジュウカラ、ヤマガラ、コゲラなど、小鳥たちの混群に出会いました。木の幹や枝先で餌を探しています。群れの中にいたキバシリ(Certhia familiaris)にも出会うことができました。木の幹とそっくりな色なので、ちょっと目を離すとどこにいるのか、わからなくなってしまいますよ♪(濱本)

≪雪と氷と水と水面に映った樹木の影≫

2010年 1月 9日 

 朝は青空でしたが、午後には雪の結晶がたくさん降ってきました。
 辺り一面雪に覆われていますが、小さな沢はまだ凍りきっていないようで、水面には樹木の影が映っています。雪と氷と水がちょうど同席していて、今だけ楽しめる景色を演出していました。(濱本)

≪ふれあいギャラリー『「森林公園のキノコたち」写真展』開催中≫

2010年 1月 8日 

 現在、館内のふれあいギャラリーでは、大山壽一氏による『「森林公園のキノコたち」写真展』が開催されています。
 長年、野幌森林公園でキノコの調査を行っている大山氏の貴重な研究の成果が発表されています。
 1月31日(日)までの開催ですが、展示数が多いため、1月19日(火)に、展示内容を入れ替えます。ご注意ください。前半も後半もお見逃しなく〜!(扇谷)

≪雪だるま風なエナガ≫

2010年 1月 7日 

 今日14時の気温は0度。積雪の深さは34cmでした。
 風がないので鳥たちが活動している姿をあちこちで観察することができました。ジュルジュルと鳴きながら近づいてきたエナガ(Aegithalos caudatus)の群れは、ヤチダモの枝先をつついていたり、松の中に入ったりしていました。真っ白い顔に真っ白い体。エナガの正面顔が雪だるまのように見えてきました♪(濱本)

≪もりの工作コーナー「おえかきコースター」開催中!≫

2010年 1月 6日 

 館内特設コーナーでは、もりの工作コーナー「おえかきコースター」が始まりました。
 ミズナラやシラカンバなどの輪切りの木の板に、自由に絵を描いてオリジナルのコースターを作ります。
 絵を描くだけですので、小さなお子様でも参加できますよ。親子で楽しくおえかきをしてみませんか。もちろん大人の方のみの参加もお待ちしております!
 1月17日(日)まで開催しています。※平日の月曜日はお休みしていますのでご注意ください。(扇谷)

≪楽しみそれぞれ≫

2010年 1月 5日 

 今日の積雪深は35cmです。もう根雪で間違いないと思いますが、昨年のように、雨がたくさん降ると解けてしまうかも知れません。
 遊歩道には歩くスキーの方や歩いて楽しんでいる方達に出会うことができました。時には写真のように、後から来た方も楽しめるオブジェを残す方もいるようです。いろいろな楽しみ方がありますが、遊歩道から外れたりしないようにお願い致しますね♪(濱本)

≪クリスマス色≫

2009年12月25日 

 朝31cmあった積雪深は、お昼には29cmになっていました。ふかふかの雪が少し沈んだようです。
 手の届く所にヤドリギの木がありました。果実の色が赤い「アカミヤドリギ」です。幹と葉の緑色、果実の色の赤色、雪の白色でクリスマスカラーになっていました♪
 〜Merry Christmas〜(濱本)

≪遊んでいるのかな?≫

2009年12月24日 

 ふかふかな雪の上を積雪深調査に出かけました。今日の積雪深は19cm。
 距離が離れているハシブトガラス(Corvus macrorhynchos)たちが、交代で鳴き合っています。クリスマスパーティーの打ち合わせでしょうか。
 近くのハシブトガラスが、嘴で枝の雪を蹴散らしていました。虫を探しているのか、遊んでいるのか。とても気になります。(濱本)

≪大きさ約2mm!≫

2009年12月22日 

 今日の積雪深は21cmです。もしかしたら根雪になったかも知れません。
 遊歩道には歩くスキーの跡がついています。ようやく積もった雪で足慣らしでしょうか。そのスキーの跡に、小さな小さな黒い虫がたくさん動いています。大きさ2mmほどのトビムシの仲間です。しゃがみ込まないと見えてきませんが、時折ピョンっと移動するので、見ていても飽きません♪(濱本)

≪雪が積もった今朝の大沢口≫

2009年12月19日 

 森を歩くと枝に積もっている雪が、ふぁさふぁさと落ちてきます。昨日の朝は−10度、今朝は−3度と昨日よりも暖かいのに、指先が痛くなるほど寒い朝でした。
 大沢口も白くなりました。14cmの雪が積もっています。青い空と白い雪。この冬も、その瞬間にしか味わえない景色を楽しみたいですネ♪(濱本)

≪凍り始めた瑞穂の池≫

2009年12月17日 

 今朝の気温は−7度。風がとても冷たく体感温度はもっと低く感じましたが、森の中に入れば風があたらない分、少しは暖かく感じました。
 瑞穂の池が凍結しはじめていました。うっすらと雪が積もっています。完全に凍るのはまだ少し先かも知れませんね。(濱本)

≪もりの工作コーナー「松ぼっくりのクリスマスツリーづくり」開催中!≫

2009年12月15日 

 館内特設会場にて、もりの工作コーナー「松ぼっくりのクリスマスツリーづくり」が始まりました。
 松ぼっくりをモミの木に見立てて、ビーズや綿で飾り付け、ミニツリーを作ります。土台の木の板、松ぼっくりの形も一つとして同じものがないので、選ぶ段階からわくわくしますよ♪
 今年のクリスマスは、松ぼっくりのクリスマスツリーで、クリスマス気分を盛り上げてみませんか。
 12月23日(水・祝)まで開催していますが、平日の月曜日はお休みしています。ご注意ください。
 ○次回の工作コーナーは「おえかきコースター」です。期間は平成22年1月5日(火)〜17日(日)です。みなさんのご参加お待ちしております。(扇谷)

≪今日の大沢口の様子 〜根雪はいつ?〜≫

2009年12月13日 

 今朝の空色は、青・白・鈍色ときれいに三色に分かれていました。まるで色紙を重ねて並べたようです。
 今日の大沢口の様子です(写真)。まだ積雪はありません。過去の積雪深調査で根雪が2番目に遅かった12月11日を抜いてしまいました。
 週間天気予報では雪マークがついていました。どのくらい積もるのか、今年はいつ根雪になるのかドキドキ中です。(濱本)

≪ぴかぴか光る≫

2009年12月11日 

 今朝の気温は-5.8度。ピリッとした空気です。
 まだ雪が積もっていない地面の草には、びっしりと霜が降りています。高さ1.5cmほどの苔も真っ白です。朝日を浴びてピカピカと光っていました。(濱本)

≪鳥の巣み〜っけ♪≫

2009年12月 9日 

 気温は冬ですが、なかなか冬景色になりません。今年の根雪はいつになるでしょうか。
 カケス(Garrus glandarius)の姿を追っていたら、偶然イタヤカエデ(Acer mono var.glabrum)の木に鳥の巣を見つけることができました。ヒヨドリ(Hypsipetes amaurotis)の巣でしょうか。木々の葉が落ちた中にあっても、カモフラージュされていて、なかなか気づくことができませんでした。(濱本)

≪力を合わせて展示中♪≫

2009年12月 6日 

 昨晩は風と雨がとても強く、家が揺れ、襖もガタガタと鳴っていましたが、まるでウソのように青空が広がっていました。
 今日は子供レンジャーの活動日です。夏に調査をしたトンボの結果を、協力して自分たちの手で館内に展示しました。その後、望遠鏡で野鳥の観察をしたり、宝物を見つけたり、元気に森の探検をしました。(濱本)

≪月と雲の芸術品≫

2009年12月 3日 

 12月2日は満月でした。暗闇に浮かぶ月と雲のコラボレーション。目も心も奪われ、圧倒されてしまいました。
 この日が満月で、月の前に雲があって、この瞬間にこんな芸術品を見ることができたのが幸運でした。数秒後には鱗雲も厚い雲に変わり、満月も隠れてしまいました。(濱本)

≪朝霧の大沢口≫

2009年12月 1日 

 今朝の気温は−2度。手袋の暖かさがとてもありがたいです。
 草や木々は霜に覆われ、辺りは霧で真っ白です。こんな日は霧の中に秘密の扉がありそうな感じがします。
 静かな静かな朝です。(濱本)

≪今日の大沢口≫

2009年11月29日 

 昨日の朝も今朝もうっすらと雪景色です。数時間もたてば、白く見える雪の面積が変わるので、朝昼夕と見比べてみるとおもしろいですよ。
 今日の大沢口の様子です。遊歩道を歩くと、木々の枝に積もっていた雪が、ぽたぽたと水滴になってたくさん降ってきます。その水音も心地よく感じられます。(濱本)

≪和菓子風♪≫

2009年11月27日 

 今朝の気温は2度。まだプラスですが、手袋がないと指先が痛くなってしまいます。
 色が少なくなる根雪までは、まだまだ落ち葉や土の色を楽しむことができます。うっすらと凍った水たまりの中の、輝かしい黄色の落ち葉は、まるでゼリーで固められている和菓子のようでした。(濱本)

≪食事中のヒヨドリ≫

2009年11月25日 

 空気が冷たく気持ちの良い朝です。日中は解けてしまいますが、早朝だけ楽しめる霜の芸術品に、最近は毎日目が奪われています。
 葉を落としたナナカマド(Sorbus commixta)の枝には、たくさんの果実がついています。フルーツが大好きなヒヨドリ(Hypsipetes amaurotis)がナナカマドを食べていました。周りにたくさん実が付いているのに、こんな苦しそうな姿勢で食べていたのが、とても印象的でした。(濱本)

≪季節限定の光の道≫

2009年11月22日 

 今日は二十四節気の小雪です。昨日は5cm雪が積もりましたが、今日は1cmになっていました。朝は−1度で、日中でも気温は上がらず、氷が張ったままです。
 まだ15時ですが西に傾いた太陽の光が、氷に光の道を作っていました。雪が積もる前に見られる季節限定の道です。(濱本)

≪枝の形までくっきり♪≫

2009年11月19日 

 朝は霜が降りていました。午前中の内に解けてしまいましたが、冬はすぐそこまできている感じです。
 大沢口で空を見上げると、一色のきれいな青色です。それぞれの木々がそれぞれの形で枝を伸ばしている様子もはっきりと観察できました。そんな景色もあっという間に粉雪舞い散る景色に変わってしまいました。(濱本)

≪太さ415cmの木を計測中≫

2009年11月17日 

 今朝は霜が降りていて辺りが白くなっていました。気温は3度。
 今日は小学校4年生のみんなと、野幌森林公園の樹木を環境ごとに調べました。「人工林」、「二次林」、「原始に近い森」の木の太さや枝の張り方をそれぞれ比べると、いろいろ見えてきました♪やっぱり原始に近い森の木は太く、平均の幹周りは311cmで、みんなビックリ。今度は学校横の森と比べた結果を教えてね♪(濱本)

≪ふれあいギャラリー「縁〜シンクロニシティー〜」≫

2009年11月15日 

 ふれあいギャラリーでは、時田 大樹氏による写真展「縁〜シンクロニシティー〜」が開催されています。現在、札幌市内で整体院を営んでいる時田氏が、東京在住時に撮影した作品が展示されています。
 写真に添えられている解説文がエッセイのようになっていて、撮影時の心情や人柄に触れることができ、より作品を楽しむことができました。タイトルに「縁」という言葉が使われている訳は、解説文を読むと納得です。
 11月29日(日)まで開催していますので、お見逃しなく!(扇谷)

≪観察会「秋のありがとう観察会」≫

2009年11月13日 

 11月8日(日)に、ボランティア・レンジャー協議会との共催の観察会「秋のありがとう観察会」が行われました。この観察会は毎年、春と秋の年2回実施している観察会で、今回で22回目となりました。
 なるべく広い範囲の清掃を行いたいことから、森林のコースと草原コースに分かれ、散策も楽しみつつ、日頃の森への感謝の気持ちをこめてゴミ拾いを行いました。
 嬉しいことに、ゴミはそれほど多くはなかったのですが、それでも両コース合わせると約1.5キロのゴミを回収することができました。
 日頃からゴミを拾ってくださる方や、ゴミを持ち帰るなどマナーを守って利用してくださる方など、多くの方に愛されている公園であることを、ゴミが少ないという数値からも実感できる観察会となりました。(扇谷)

≪運動会風?残りわずかになったヤマブドウ≫

2009年11月12日 

 今朝の気温は1度。快晴で日差しは眩しいのですが、手袋をしていないと指先が痛くなるほどの寒さです。
 今年、豊作だったヤマブドウ(Vitis coignetiae Pulliat)のその後です。ササに引っかかっていたのを口に入れると、濃い甘さ♪霜が降りて甘みが増したようです。最近までたくさんついていた果実が急に減り、今ではほとんど残っていません。パン食い競争の様に鳥たちが急いで食べに来たのでしょうか♪(濱本)

≪雪をかぶったツルウメモドキ≫

2009年11月11日 

 今朝は雪が降っていて、野幌森林公園には1cmの雪が積もっていました。まだ冬の寒さになれていないせいか、二時間近く観察していたら、身体の奥の奥まで冷え切ってしまいました。でも、そのおかげで雪が積もるとかわいらしいものや、きれいなものを見たり撮影したりすることができました。
 写真はツルウメモドキ(Celastrus orbiculatus Thunb.)の果実です。上に積もっていた雪は10時前には見られなくなっていました。(濱本)

≪金色:カシワの葉≫

2009年11月10日 

 今朝の気温は3度。週替わりで「寒」と「暖」がやってきています。
 森の中で暖色系を見つけました。遠くからでも暖かさが伝わってくる金色の葉っぱです。野幌森林公園では多くはないカシワ(Qerucus dentata)。葉先も円く、ドングリの帽子(殻斗)もまだ残っていて、かわいらしさも演出しているように見えました。(濱本)

≪耳から楽しむ落ち葉の音≫

2009年11月 7日 

 今日は気温がとても高く、先週と大違い。フリースがいらないほどでした。
 葉がほとんど落ちた森は、とても明るく、森の奥まで見渡すことができるようになりました。
 遊歩道にはたくさんの落ち葉が積もっています。雲一つ無い快晴の天気で乾いた落ち葉は、歩くとカサカサ・カラカラと楽しげな音が、足下から聞こえてきます。(濱本)

≪みかん風のツルウメモドキ果実≫

2009年11月 5日 

 晴れたり曇ったり雨が降ったり霧がかかったり。今日の天気はにぎやかでした。
 今年実りが良いツルウメモドキ(Celastrus orbiculatus Thunb.)は、鮮やかな色で鳥たちを誘っていました。まるで皮をむいたミカンのように見えます。でも、大きさは約8mmとかなり小さいんですよ♪(濱本)

≪青空と黄金色のカラマツ≫

2009年11月 3日 

 とうとう雪が降りました。昨日が初雪です。過去8年間で2番目に早い記録でした。
 ほとんどが葉を落とした野幌森林公園では、カラマツ(Larix leptolepis Gordon)の黄葉が目立っています。まだ緑色のカラマツもありますが、ほとんどの木は光り輝く黄金色が青空の中ピカピカしていました。(濱本)

≪子どもレンジャー 「トンボ調査まとめ」≫

2009年11月 1日 

 冷たい雨が降る寒い朝です。朝の気温は3度でした。
 今日は月一回の子どもレンジャー活動日です。毎月調べていたトンボの種類や数をグラフにまとめました。事前にどのようにグラフに表すのかを相談して決めていたのですが、作業がなかなかはかどりません。でも、みんなでワイワイお弁当を食べてからはエンジンがかかったように、あっという間に完成しました♪(濱本)

≪百年記念塔の紅葉の様子≫

2009年10月30日 

 日ごとに落ち葉の量が増えています。歩くたびにかさかさと秋の音が楽しめますよ。
 百年(ももとせ)橋から見た百年記念塔です。半分ぐらい葉が落ちたでしょうか。黄金色に見えるのはミズナラの葉で、朝日を浴び輝いていました。
 同じ日の紅葉でも、場所ごとに色の濃度や配置が違い、とても楽しいですね♪(濱本)

≪明るくなった大沢口≫

2009年10月28日 

 朝から天気が良く青空です。時折強く吹く風は、カラカラと赤や黄色の葉を運んできて紙吹雪のようです。
 大沢口の紅葉と落葉の様子はこんな感じです。多くの木は葉を落とし、光が注ぐので明るい森になりました。オオモミジの赤が目立つようになり、ハルニレやツルアジサイ、ミズナラなどが黄色く染まっています。(濱本)

≪クリスマス風ツリー♪≫

2009年10月24日 

 落ち葉を踏む音がとても心地よい森の中です。風が吹くと、たくさんの葉が舞い降り、ドラマの一シーンのようです。
 常緑のハイイヌガヤ(Cephalotaxus harringtonia var.nana)に降り積もっている落ち葉が電飾のように見え、まるで自然のクリスマスツリーです。クリスマスはまだ2ヶ月先ですが、今しか楽しめない「クリスマス風ツリー」ですよ♪(濱本)

≪万華鏡をのぞいている気分♪≫

2009年10月20日 

 今日も快晴と雨が交互に見られる天気でした。
 遊歩道に面しているミズナラ(Quercus crispula Blume)の木がカラフルに紅葉していました。光を浴びて万華鏡をのぞいているようにも感じます。一日ごとに紅葉の色が少しずつ変わり、天候によっても見え方が違うので、毎日楽しめますよ♪(濱本)

≪紅葉のミズナラと百年記念塔≫

2009年10月17日 

 秋晴れで紅葉が鮮やかに見えます。中には葉をほとんど落としてしまっている木もあります。ホオノキやウダイカンバ、ヤチダモなどです。
 ミズナラ(Quercus crispula Blume)はまだたくさん葉がついています。定点撮影をしているミズナラの葉は、少し色付いてきていました(写真)。残念だったことは、この木の茶色になったドングリを撮影できなかったことです。(濱本)

≪観察会「秋の森の匂いをかごう」≫

2009年10月16日 

 10月15日(木)に観察会「秋の森の匂いをかごう」が北海道ボランティア・レンジャー協議会との共催により行われました。
 今回は「匂い」をテーマにした観察会で、少し長めの約6.5キロの道のりを歩きました。木の実や草の実の匂いを比べつつ、また、綺麗に色づいてきた紅葉を楽しんだりと、視覚や嗅覚そして触覚などをフルに活用して、参加者たちは秋を満喫していました。
 次回の観察会は11月8日(日)「秋のありがとう観察会」です。日頃の森への感謝の気持ちをこめてゴミ拾いをしながら観察会を行います。ゴミ袋(レジ袋で大丈夫です)や軍手、あれば火ばさみなどを持ってお集りください。皆さんのご参加お待ちしております!(扇谷)

≪赤がキレイな紅葉のおすすめポイント≫

2009年10月15日 

 雨が降ったりやんだりの一日です。雲間から光がさすと、秋色の森がキラキラしていました。
 今年、野幌森林公園の紅葉は赤色が少ないのですが、いつもと変わらないぐらい赤色が見られるところがありました。一週間前に紹介した、開拓記念館から見た百年記念塔です。一週間でこれだけ色が変わるのにもビックリです♪(濱本)

≪グラデーションを楽しめる大沢口≫

2009年10月13日 

 朝晩は寒いですが、日中は薄手の上着でも大丈夫なくらいです。
 今年の野幌森林公園の紅葉は、赤色が少なく、去年真っ赤だったツタウルシは、黄色や薄ピンク色で赤くならずに落葉しています。
 大沢口の紅葉も今年は赤が無く、緑と黄色しかありませんが、緑〜黄のグラデーションを楽しむことができますので、おすすめですよ♪(濱本)

≪ふれあいギャラリー「日本画作品展」開催中≫

2009年10月11日 

 館内ふれあいギャラリーにて、NHK文化センター 新札幌日本画講座 幤講座を受講された方々の作品発表会が行われています。
 顔料を使用して描かれた植物や風景は大変色鮮やかで、そして、丁寧に仕上げられた作品からは自然を慈しむ気持ちが感じられます。
 10月31日(土)まで開催しておりますので、お見逃しなく!(扇谷)

≪何十枚も積み重なっている薄いタネ「○○枚」≫

2009年10月10日 

 快晴から晴、曇、強い雨と天気が急激に変わりました。先ほど飛んでいたトドノネオオワタムシ(雪虫)は無事でしょうか。心配です。
 園内でよく見かけるオオウバユリ(Cardiocrinum cordatum)の果実です。中には薄いタネがいっっっぱい入っています。一つの果実にどのくらいタネが入っていると思いますか?約600枚入っていました。1本に数個から十数個の果実がついています。全部足すとすごい枚数になりますね♪(濱本)

≪開拓記念館から見た百年記念塔≫

2009年10月 8日 

 本州に台風上陸し、北海道も午後から天候が悪くなると朝のニュースで聞きました。空は暗く荒天になりそうな色や空気です。
 野幌森林公園の紅葉も毎日少しずつすすみ、百年記念塔周辺のエゾヤマザクラが見頃を迎えています。写真は開拓記念館から見た百年記念塔です。手前に見える紅葉している木はドウダンツツジ。場所や日ごとに森の色を楽しめます♪(濱本)

≪いろいろな色が楽しめるキタコブシの果実≫

2009年10月 6日 

 野幌森林公園の木々も秋の色になってきました。木の実も色づきはじめ、森はカラフルです。
 今年はキタコブシ(Magnolia Kobus var.borealis Sarg.)も豊作で、木についているのと落ちているのがたくさん見られます。緑色だった果実がピンク色になり、赤い皮に包まれた実が顔を出しています。さらに赤い皮の中には黒いタネが入っていて、いろいろな色が楽しめますよ。(濱本)

≪イガに包まれたまま落ちたクリの実≫

2009年10月 3日 

 青空が見えていたのに、急に土砂降りになりました。雨宿りのため来館された方も多くいらっしゃいました。
 今年、豊作な木の実の一つに、クリ(Castanea crenata)があります。たくさんのイガが落ちているので、クリの木があることに気がつきます。動物たちも実りの秋を楽しんでいるかもしれませんね♪(濱本)

≪季節限定メニュー「押し寿司風」≫

2009年10月 1日 

 気持ちの良い秋晴れです。
 定点写真撮影地の一つに離農跡地があります。「白」い雲が浮かぶ「青」空の下、オオアワダチソウとセイタカアワダチソウの群生が辺りを「黄」色に染め、奥には植林された「赤」く色付いたナナカマドと「黄緑」色のシラカンバ、手前には濃い「緑」のクマイザサが、まるで押し寿司のようにシマシマになっています。(上から、「青と白」・「黄緑」・「赤」・「黄」・「緑」)
 この季節限定の特別メニューですね♪(濱本)


戻 る