≪雪の下から顔を出したミズバショウ≫

2013年 3月29日 

 雪は毎日少しずつ溶けているのですが、まだ1mほど積もっています。遊歩道を歩くと、時折ズボッっとぬかりますので、足腰を痛めないように注意が必要です。
 遊歩道沿いの沢で久しぶりの緑色が見えました。雪の下で冬を越していたミズバショウ(Lysichiton camtschatcense)です。例年ゴールデンウィーク頃に見頃を迎えますが、雪が多い今年は、いつが見頃になるのか今から楽しみです。

(濱本)


≪まだまだ雪がどっさりな森≫

2013年 3月26日 

 雪が降ったりやんだりする天気でしたが、時折晴れ間が見える日でした。
 森の中は、まだ108cmとどっさり雪が積もっています。
 沢になっているところが一部水が見え、ヤナギの仲間が芽吹き、ケヤマハンノキの花が咲き始めているのを見ると、確実に春は来ているんだなぁと実感することが出来ました。

(濱本)


≪観察会「森の中で春をさがそう」≫

2013年 3月24日 

 北海道ボランティア・レンジャー協議会との共催の観察会「森の中で春をさがそう」を行いました。天候に恵まれたこともあり、77名と大変多くの方々に参加していただくことができました。
 参加者は各班に分かれ、レンジャーさんの解説を聞きながら約3キロのコースを歩きました。積雪は多いものの、膨らみ始めた木々の冬芽や水の流れる音など、着実に近づきつつある春をさがしながら楽しく散策することができました。運よくエゾリスと出会えた班もあり、ひときわ大きな歓声があがっていましたよ。
 次回の観察会は4月25日(木)「春の花をみつけよう」です。皆様のご参加お待ちしております!

(扇谷)


≪春らしいものみっけ≫

2013年 3月21日 

 今朝までの荒天でまた積雪が増えました。今日の積雪深は118cmです。3月21日の積雪では過去11年で一番多い記録です。雪解けのすすみ具合がどうなるのか気になりますね。
 まだまだ冬一色の景色ですが、春らしいものが少しずつ見えてきました。小さな沢が顔を出し、水が流れているのが見えました。 

(濱本)


≪どこにいるかな?キバシリ≫

2013年 3月19日 

 朝から雨が降り、先が見えないほどのモヤがかかっていましたが、午後になると晴れ間も見えてきました。鳥たちのさえずりが賑やかな森の中では、キツツキの仲間やシジュウカラの仲間などが餌を採っている姿なども観察できますよ♪
 木の幹で虫をさがしていたのはキバシリ(Certhia familiaris)です。木の幹と同じような模様ですね。途中羽を伸ばしてリラックスしていました。 

(濱本)


≪もりの工作コーナー「小枝 DE アート」開催中♪≫

2013年 3月17日 

 館内特設会場では、もりの工作コーナー「小枝 DE アート」を開催中しています。
 小枝や木の実を使って自由に作品を作ります。壁掛け、フォトフレーム、オブジェなど何を作っても大丈夫です。
 何を作ろうかな?と悩む方もいらっしゃるかもしれませんが、見本や過去に参加してくれた方々の作品写真集も用意していますので、参考にしてくださいね。
 4月7日(日)まで開催予定ですが、平日の月曜日はお休みしていますのでご注意ください。皆さんのご参加お待ちしております!
 ※作業中、衣服が汚れることも予想されます。汚れても問題ない服装やエプロンなどを準備すると安心です。ご不明な点などありましたら、交流館までお気軽にお問い合わせください。

(扇谷)


≪ひょっこり芽生えたヤドリギ≫

2013年 3月15日 

 曇の天気でしたが日中の気温がプラス5度と暖かめな日でした。
 歩くたびにザクザクと溶けかけた雪の音が聞こえてきます。
 ナナカマドの幹から小さな小さな緑色の植物が芽生えていました。1センチほどに成長したヤドリギ(Viscum album subsp.coloratum)のようです。芽生えまで数年かかるらしく、やっと顔を出したのかも知れません。 

(濱本)


≪どこにいるかな シメシメシメ≫

2013年 3月12日 

 雪を踏む音も、肌を抜ける空気も、耳に届く鳥の声も、すっかり「春」めいています。
 シラカンバの木に野鳥のシメ(Coccothraustes coccothraustes Ploceidae)が留まっていました。飛んだり留まったり。一番多くて5羽のシメが見られましたよ。
 さて、写真には何羽いるでしょうか♪                                                                   (答え:3羽)

(濱本)


≪ふわふわエゾノバッコヤナギの芽吹き≫

2013年 3月 8日 

 日中の気温はプラス6度となり、ザクザク雪を踏む、春らしい音が聞こえる日でした。
 芽吹きの早いエゾノバッコヤナギ(Salix hultenii)が、冬芽の芽鱗(カバー)を脱いでいて、中からはふわふわの真っ白な綿毛が顔を出していました。
 少しずつ春を感じるものが出てきましたよ♪

(濱本)


≪イタヤカエデのつらら≫

2013年 3月 6日 

 遊歩道の雪が粗目のべた雪になり、雪質を見ても春を感じるようになりました。
 イタヤカエデ(Acer mono var.glabrum)の枝につららが下がっていました。折れていたり傷が付いているところに数カ所見られ、嬉しくなって手の届くところのつららをちょっと味見♪アイヌの方もこのイタヤカエデの樹液を集め、煮詰めてシロップを集めていただけあって、つららもかすかにほんのりと甘く感じました。

(濱本)


≪ふれあいギャラリー写真展「風が見たもの」開催中!≫

2013年 3月5日 

 館内ふれあいギャラリーでは、写真展「風が見たもの」が開催されています。
 作者は交流館の近くにお住まいとのことで、野幌森林公園を中心とした四季折々の写真や、道東で撮影された迫力ある野鳥の写真などが多数展示されていますよ。
 3月31日(日)までの開催となっております。お見逃しなく!

(扇谷)

≪ふかふかの雪をラッセルしながらすすむ≫

2013年 2月26日 

 先週の大雪に加え昨晩の降雪により、ただいまの積雪深は145cmとなりました。駐車場から自然ふれあい交流館までの道が、まるで映画「十戒」のように、雪が割れています。
 ふっかふかの雪がたくさん積もっても、すぐに歩くスキーや長靴で歩く方の跡がつきます。今日すれ違った方々は口をそろえて「道を付けてきた」とおっしゃっていました。ラッセルしながらの散策ありがとうございました♪

(濱本)



≪親子観察会「冬の森の探検隊 IN 開拓の村」≫

2013年 2月24日 

 今日は、開拓の村にある自然豊かな森を利用して親子観察会「冬の森の探検隊 IN 開拓の村」を行いました。
 大人も子供もスノーシューをはいて道なき道を進み、普段は行けない山村群の森の中の沢をよじ登ったり、天然の木のベンチで休憩したりと、まさに探検家気分を味わうことができた観察会となりました。
 雪が時折降る天候でしたが、キタキツネやエゾリスの足跡、そしてユキウサギの足跡と食痕も観察することができ、冬ならではの出会いを満喫しました!
※今回の観察会は、開拓の村から特別に許可を取って実施しています。開拓の村も道を外れることはできません。マナーを守って楽しみましょう!

(扇谷)


≪ふわふわ雪の花が咲く≫

2013年 2月20日 

 気温が低い今日の森では、久しぶりに青空が見えました。昨日まで降っていた雪が、木々にふわふわたくさん積もっていて、まるで白い花が咲いたように見えます。
 歩くスキーの方もふわふわの雪を気持ちよさそうに滑っていました。
 ※野幌森林公園では遊歩道を外れる事が出来ません。マナーを守って楽しく利用してくださいネ。

(濱本)


≪公園の入り口の一つ「大沢口」≫

2013年 2月19日 

 今日は一日中雪が降り続いています。強く降ったり弱く降ったり。風がないので雪は真下にゆっくりと降りてきています。
 木々にもたくさんの雪が積もり、真っ白な雪の花が咲いたようになっています。定点写真を撮っている大沢口はこんな感じです。遊歩道には踏み跡があり、長靴であればぬからず歩けますよ♪

(濱本)


≪観察会「冬の森の観察会」≫

2013年 2月17日 

 本日、北海道ボランティア・レンジャー協議会との共催の観察会「冬の森の観察会」を行いました。昨日から断続的に雪が降り続き、観察会日和とはなりませんでしたが大変多くの方々に参加していただくことができました。本当にありがとうございました。
 参加者はグループに分かれ、レンジャーさんより冬芽や冬ならではのお話を聞きながら約3kmのコースを散策しました。
 天候の関係で、野鳥や動物の足跡などはほとんど確認できませんでしたが、運よくエゾリスにも出会えた方もいたそうです!
 次回の観察会は3月24日(日)「森の中で春をさがそう」です。皆様のご参加お待ちしております!

(扇谷)


≪ぐるぐるね〜じねじ≫

2013年 2月16日 

 立春が過ぎたからか、日中に太陽が出ると、雪が少しベタ雪になる日が出てきました。少しずつ春を感じます。
 野幌森林公園内の積雪は101センチになり、木々にもふかふかの雪が積もっています。
 木に巻き付いているツルにも雪が積もっていて、ぐるぐるねじねじと雪のコラボがとてもかわいく見えました♪

(濱本)


≪食う食われるの関係≫

2013年 2月13日 

 今朝は小さな霧氷ができていました。
 自然ふれあい交流館の周りには、毎日新しいユキウサギ(Lepus timidus)の足跡がついています。足跡の側には食べ跡や糞などが見られ、ここで毎晩食事をしていることを想像して楽しんでいます。
 ユキウサギ(左)とキタキツネ(右)の足跡が並んでついているところがありました。両者は食う食われるの関係です。どちらが先に歩いて何を思って歩いたのか、とても気になりますね。

(濱本)


≪ず〜っとシマシマ≫

2013年 2月 9日 

 昨日の午後から続いていた吹雪がおさまり、今日は時折視界が悪くなるほど雪が降ったりもしましたが、青空が広がりました。雪がすごかったこともあるのか、よく利用されているコースなのに、誰の足跡もついていませんでした。
 踏み跡のない遊歩道を横断するように、木々の影がシマシマになっていました。

(濱本)


≪足跡真っ直ぐキタキツネ≫

2013年 2月 6日 

 ふわっふわの雪が積もった朝です。辺り一面が雪の結晶だらけで、ピカピカキラキラしていてとてもきれいに見えました。
 真っ直ぐにどこまでも続く足跡を見つけました。キタキツネ(Vulpes vulpes)が歩いた跡です。足跡は5〜8cmほど沈み、上にはうっすらと雪がかぶっていたので、朝方歩いた跡のようです。

(濱本)


≪ふれあいギャラリー「わんぱく遊び隊10周年記念活動報告展」≫

2013年 2月 3日 

 今月のふれあいギャラリーでは、自然ウッチングセンターによる「わんぱく遊び隊 10周年記念活動報告展」を展示しています。
 自然ウオッチングセンターは自然観察や環境教育を通して、自然とのふれあいを進め、自然への理解を深める活動を行っている団体です。
 今回は、幼児から低学年向けの自然体験活動「わんぱく遊び隊!」が10周年を迎えることになり、その活動の様子が写真や資料などとともに紹介されています。
 展示期間は2月28日(木)までとなっております。お見逃しなく〜!

(扇谷)


≪観察会「はじめてのかんじきウォーク」≫

2013年 2月 2日 

 1月31日(木)に観察会「はじめてのかんじきウォーク」を行いました。
 かんじき(西洋かんじき)の経験が少ない方を対象にした観察会で、開拓の村から瑞穂の池までの往復コースをゆっくりと歩きました。雲空でしたが、気温は高く風がなかったこともあり、かんじきで歩いていると少し汗ばむほどで、まさに絶好の観察会日和となりました。
 遊歩道脇ではユキウサギやキタキツネの足跡、キツツキの痕跡などを発見することができ、雪の上に残る野生の生き物たちの様々な「跡」から、彼らの行動を推理したり想像しながら森散策を楽しみました。
 ※交流館は土地所有者へ申請を行い観察会を実施しています。冬でも遊歩道からは外れられない公園ですので、ご協力よろしくお願いいたします。

(扇谷)


≪恋人求めて歩くクロカワゲラの仲間≫

2013年 2月 1日 

 日中の気温が高い日が続き、積もっている雪もベタ雪になっています。
 雪の上で見られる虫は、クモガタガガンボやトビムシの仲間などがいますが、今日はクロカワゲラの仲間に会うことができました。長さ約1cmほどの昆虫で、積雪期の今が恋の季節です。往復2kmを歩いて2匹しか見ることができませんでした。恋人に会うことはできたのか心配してしまいます。

(濱本)


≪霧氷の元≫

2013年 1月29日 

 今朝は木々に霧氷が見られました。場所によっては8ミリメートルまで成長している物もありました。
 霧氷は空気中の水分が冷やされて結晶になって見られるもので、気温が低くても毎日見られるとは限りません。
 なんと今日はモクモクと湯気のように水蒸気があがっている所が見られました。霧氷の元が見られ、感動感動の瞬間でした。

(濱本)


≪ガラス細工のような木々に見える霧氷≫

2013年 1月25日 

 昨日の朝は冷え込み、霧氷がたくさん見られました。木の枝や雪の上にも!
 雪の結晶のように矛型の突起を持った結晶や、針葉樹を思わせる形の結晶まで様々です。見る角度によってガラス細工の森を歩いている気分になれました。高さ5〜6ミリメートルほどの小さな小さな森の中です。

(濱本)


≪観察会&スライド会「冬の楽しみ方」≫

2013年 1月23日 

 1月20日(日)に観察会&スライド会「冬の楽しみ方」を行いました。時折雪がちらついたものの青空が広がる穏やかな天候に恵まれ、絶好の観察会日和となりました!
 参加された皆さんとスノーシューを履いて森へ出かけ、冬の楽しみ方についていろいろ体験してもらいつつ、冬の森を満喫しました。
 昨年に続き、今年も子どもたちの参加がなくて残念にも感じましたが、その分参加された大人の方々は子どもの目を気にすることなく童心にかえり、冬の森を満喫できたかも?!
※交流館は土地所有者へ申請を行い観察会を実施しています。冬でも遊歩道からは外れられない公園ですので、ご協力よろしくお願いいたします。

(扇谷)


≪残されていたツグミの羽≫

2013年 1月22日 

 木にはふんわり雪が積もり、空は青く所々に雲が浮いています。そんなきれいな森を歩いていると、遊歩道に羽がたくさん散乱し、血の跡も残る現場を見つけました。羽と血の主はツグミ(Turdus naumanni)のようです。キタキツネなどの足跡はついていませんでした。カラス等の大きな鳥の足跡もありません。誰に食べられたのかはわかりませんが、ここで生死のドラマがあった証拠が残されていました。

(濱本)


≪もりの講演会「野幌森林公園のキノコたち」≫

2013年 1月20日 

 1月19日(土)に、大山寿一氏(江別キノコ観察会 顧問)を講師にお招きして、もりの講演会「野幌森林公園のキノコたち」を開催致しました。
 長年、野幌森林公園をフィールドにキノコの調査をされている大山氏から、キノコの観察のポイントや楽しみ方、また観察後の整理方法などをスライドで分かりやすく説明していただきました。北海道初記録という大変貴重なキノコも紹介され、受講者はメモをしたり写真を撮るなど熱心にお話を聞いていました。
 会場の広さに限りがあるため、事前申込制とさせていただきましたが、受付を開始してほどなく定員に達することとなり、改めてキノコ人気を再確認することになりました。当日は受講者でびっしりと会場はうまり、受講された方にはご迷惑をおかけすることになりましたが、少しでも多くの方にお話を聞いていただくことができて良かったと思っております。
 館内ふれあいギャラリーでは1月31日(木)まで「キノコ写真展」を開催中ですので、こちらもお見逃しなく!

(扇谷)


≪久しぶりのクモガタガガンボ≫

2013年 1月19日 

 昨日から降り続く雪で、積雪深は101センチになりました。ふわふわの軽い雪ですが、膝下まで積もっているので歩くのはとても大変です。
 そんな中、出会えたクモガタガガンボ。冬期間が恋の季節ですが、寒すぎるとあまり活動しないようで、12月18日以来に出会えたのは、厳しい寒さがゆるみ、久しぶりに気温が−1℃と高かったからかも知れません。

(濱本)


≪ふわふわふんわり≫

2013年 1月16日 

 昨日とうってかわって青空が空いっぱいに広がっています。雪が木々の枝にふんわりたくさん積もり、きれいな森が楽しめました。
 キツツキが木を突くと、枝に積もっている雪がフワッと落ちてきます。ちょっとの風が吹くだけでもふんわりと雪が落ちてきます。
 ふわふわふんわり落ちてくる雪に、太陽の光があたるとキラキラ光っていましたよ。

(濱本)


≪しんしんと森に降る雪≫

2013年 1月15日 

 朝から静かに雪が降り続いています。風がないので真っ直ぐ下に降る雪は、スローモーションで雨が落ちている感じです。
 時折視界が悪くなるほどの雪だったり、あられのように小さな丸い粒の雪だったりと、ちょっとの時間で色々な雪の表情を楽しむことができました♪

(濱本)


≪もりの工作コーナー「ミニデコイづくり」開催中!≫

2013年 1月13日 

 館内特設会場にて、もりの工作コーナー「ミニデコイづくり」が始まりました。紙粘土の鳥の型に色をぬって、金具に紐を結べば、かわいいストラップの出来上がりです。
 鳥の型は準備してありますので、色をぬるだけという簡単な内容です。難しい作業はありませんので、小さいお子さん一人も楽しめますよ♪!もちろん大人の方も大歓迎です!
 見本や鳥の写真も準備していますが、交流館テラス前には冬期間限定で餌台を設置していますので、実物の野鳥を観察しながら「ミニデコイづくり」に挑戦してみるのはいかがでしょうか?
 2月11日(月・祝)まで開催しています。皆さんのご参加お待ちしておりまーす!

(扇谷)


≪ユキウサギの食事処≫

2013年 1月11日 

 寒い日が続いていますね。森の生き物たちは毎日活動しており、特にユキウサギやキタキツネは、新しい足跡が毎日確認できます。
 駐車場のすぐ側でユキウサギ(Lepus timidus)の痕跡が見られました。ヤナギの枝先を食べていたようで、足跡の他にウンチも落ちていましたよ。食事時間は何時頃なのでしょうか。とても気になります。

(濱本)


≪ふれあいギャラリー「キノコ写真展」開催中!≫

2013年 1月 8日 

 館内ふれあいギャラリーでは、野幌森林公園のキノコを長年にわたって調査されている大山寿一氏による「キノコ写真展」を開催しています。
 展示期間は1月31日(木)までとなっておりますが、1月18日(金)の午後に写真入れ替え作業を行いますのでご注意ください。
 ※1月19日(土)に予定しています大山氏の講演会は定員となったため受付は終了しております。予めご了承ください。

(扇谷)


≪ウソ食事中≫

2013年 1月 5日 

 今年も宜しくお願い致します。
 ふわふわな雪がきれいな快晴の森には、68センチの雪が積もっています。
 鳥を観察している方の視線の先には、ウソ(Pyrrhula pyrrhura)の雄が2羽イタヤカエデの果実を一所懸命に食べていました。のど元の赤色がきれいに見えましたよ♪

(濱本)


≪年末年始の休館≫

2012年12月28日 

 あっという間に年末になってしまいました。今年も大変お世話になりました。
 自然ふれあい交流館の年末年始休館は12/29〜1/3です。
 皆さまのお越しをお待ちしております。来年もどうぞ宜しくお願い致します。

(濱本)


≪ピカピカ霧氷≫

2012年12月25日 

 今朝、家を出る時の気温が−20度と、指先や顔が痛いぐらい冷え込んでいました。
 木々も霧氷できれいに飾られ、太陽の光でピカピカに光っていて本当にきれいでした。寒さのおかげでこんなに素敵な芸術品が楽しめるのなら、寒さもほんのちょっぴり我慢できる気がしました。

(濱本)


≪雪の上に注目!クモガタガガンボ≫

2012年12月19日 

 毎日のように雪が降っていて、今日は72cmまで雪が積もっていました。
 最近よく見られるのはクモガタガガンボです。羽が退化しているため、雪の上をのそのそ歩いています。なんと、この時期が恋の季節なんです。真っ白い雪の上を歩いているととても目立つのですが、他にも木の皮や枝、種子なんかが落ちているので、以外に鳥たちに気が付かれないのかも知れませんね♪

(濱本)


≪ふれあいギャラリー「トンボ大調査展」開催中!≫

2012年12月16日 

 今月の館内ふれあいギャラリーでは「トンボ大調査展」を開催しています。
 第6期 野幌森林公園たんてい団(もりたん)の団員が、交流館周辺で行ったトンボ調査の報告展で、団員たち力作のグラフと活動の様子がわかる写真も展示しています。子どもたちの頑張りを是非ご覧ください。
 展示期間は年末のお休みの関係で12月28日(金)までとなっております。お見逃しなく〜!

(扇谷)


≪雪帽子をかぶった こびとたくさん♪≫

2012年12月12日 

 昨日から降り続く雪で、積雪深が49cmになりました。童謡「雪やこんこ」の歌詞のように、まさに ♪山も野原も綿帽子かぶり、枯木残らず花と咲く♪ の景色が広がっています。
 膝丈ほどの杭にも、きれいな三角形に雪が積もっていて、まるで雪の帽子をかぶったこびとが並んでいるようでした。

(濱本)


≪観察会&スライド会「楽しい冬のすごしかた」≫

2012年12月 11日 

 12月9日(日)に観察会&スライド会「楽しい冬のすごしかた」を行いました。
 これから本格的なウインターシーズンを迎える前に、ちょっと見方を変えるといろんな楽しみ方ができますよ〜!ということをスライドやミニ観察会で紹介させていただきました。
 当日は40pもの積雪があったので、冬本番さながらの観察会となり、参加したちびっこ達も大興奮でした♪

(扇谷)


≪もりの工作コーナー「松ぼっくりのクリスマスツリーづくり」開催中!≫

2012年12月 9日 

 交流館ではもりの工作コーナー「松ぼっくりのクリスマスツリーづくり」を開催中です。
 松ぼっくりをミニツリーに見立てて、ビーズやスパンコールなどで飾り付けていきます(リボンや綿も用意しています!)。簡単な作業なので小さなお子さんも楽しく参加できますよ♪もちろん、大人の方の参加も大歓迎です!
 12月25日(火)まで毎日行っていますが、平日の月曜日はお休みしています。ご注意ください。
 ※念のため汚れても大丈夫な服装だと安心です

(扇谷)


≪つぼみで冬を越すナニワズ≫

2012年12月 7日 

 雪が降っているのに雷がピカピカゴロゴロなるなんて、とても不思議な感じがしました。
 野幌森林公園には22cmの雪が積もっています。11月18日に初雪が降り、今日まで一度も溶けていません。もしかしたらこのまま根雪になってしまうのかも知れませんね。過去10年間では、初雪が根雪になった年はありませんでした。
 写真のナニワズ(Daphne pseudo -mezereum subsp.jezoensis)はつぼみのまま雪の布団の中で過ごし、雪解けとともに花を咲かせます。

(濱本)


≪ハルニレ、その後≫

2012年11月30日 

 大沢口のハルニレの巨木が倒れてから約2週間、ついに撤去作業が行われることになり、ハルニレの最後を見届けるべく立ちあってきました。
 厳しい自然環境では当然起こることと頭ではわかっているのですが、やはり大変残念で悲しい気持ちになってしまいました。
 元通り遊歩道を歩けるようになりましたが、あの立派なハルニレが立っていない景色に慣れるまで、まだまだ時間がかかりそうです。

(扇谷)


≪ふわふわ雪の花≫

2012年11月24日 

 昨日から降り続いた雪は辺り一面真っ白に包みました。
 木々の枝にふんわり積もった雪の花。気温や風ですぐに散ってしまうので、その時だけのお楽しみです。
 このまま根雪になりそうな気はしますが、来週月曜日に雨が予報されています。 過去10年間で一番早かった根雪日は11月20日です。次は11月24日。一番遅かったのは12月21日でした。

(濱本)



≪折れてしまったハルニレの巨木≫

2012年11月21日 

 19日には倒れているのが確認された大沢口の木。駐車場から歩いて30秒ほどで、冬はフクロウがねぐらに使っているハルニレ(Ulmus davidiana var.japonica f suberosa)の木でした。幹周りが約380cm(直径約121cm)のとても立派な木です。
 すれ違う多くの方も、このシンボル的な木が倒れてしまいとても残念がられていました。ここまで大きくなるのにどのくらいの年数がかかっていたのでしょうか。

(濱本)


≪秋色と百年記念塔≫

2012年11月16日 

 めっきり寒くなってきましたね。今朝は霜柱が立派に成長していました。
 ほとんどの木が葉を落としている中で、黄金色になっている木が目立っています。入植された方々が防風林と植えたカラマツ(Larix leptolepis)です。そのカラマツ林の向こうには百年記念塔が見え、秋色と一緒に見ることが出来ますよ♪

(濱本)


≪観察会「秋のありがとう観察会」≫

2012年11月11日 

 今日は、北海道ボランティア・レンジャー協議会との共催の観察会「秋のありがとう観察会」を行いました。
 日頃から、楽しみや恵みを与えてくれる森へ感謝の気持ちを込め、年2回春と秋に行っている観察会で、今回で28回目となりました。
 今回は56名もの方々にご協力いただきました。本当にありがとうございます。
 日頃より散策をしながらゴミを拾ってくれる方も多く、また、利用者のマナーも良くなってきていることから年々ゴミは減少傾向にあり、本日回収したゴミは564,2gと大変少なかったです。
 ゴミを拾うぞ!と参加された方にとっては、ゴミがほとんどない状態に残念だけど嬉しい…嬉しいけどちょっと残念…という複雑な気持ちになったのではないでしょうか。ですが、快晴の青空のもと、美しい紅葉、エゾリスやヒレンジャクなどとの出会いがあるなど、秋の森を満喫できる観察会ともなりました。
 今後も回収できるゴミは少量かもしれませんが、このような活動を継続しながらマナー普及に努め、みなさんが気持ちよく利用できる森を守っていきたいと思います。

(扇谷)


≪冬越し準備中≫

2012年11月 9日 

 毎日のように雨が降り、木々はほとんど葉を落としました。
 近くの小学生と冬越ししている生きものを探しに森へ出かけました。ミズナラの冬芽にシジミチョウの卵を見つけたり、木の割れ目にワラジムシを見つけたり。落ち葉の下ではカタツムリがジッと冬越しの準備をしていましたよ♪(写真)

(濱本)


≪ふれあいギャラリー 〜「ペンのちから」展〜開催中です!≫

2012年11月3日 

 館内ふれあいギャラリーでは浩而魅論(ひろじみゆ)氏による「ペンのちから」展が開催されています。浩而氏は、札幌に「工房盤嶽(アトリエばんがく)」を構え、絵画教室を開くなど幅広くご活躍されています。
 生きもの達の躍動感や愛らしい表情が丁寧に描き込まれた作品からは、作者の自然に対する深い愛情が伝わってきます。近くにお越しの際は、是非ご覧ください!
 展示期間は11月30日(金)までとなっております。お見逃しなく〜!!

(扇谷)


≪色いろいろ森の紅葉≫

2012年10月27日 

 

 霜がおりましたね。あちこちから雪の情報も入る季節になりました。
 野幌森林公園では、木の葉の色付きがよく、紅葉の見頃を迎えております。
 まだ緑色の木もありますが、黄色がメインで所々に赤色が見られます。絵の具を出したパレットのように見える場所もありますよ。
 色とりどりの落ち葉もきれいですので、ぜひ足下にも目を向けてみてくださいね♪

(濱本)


≪赤く染まったツタウルシの葉≫

2012年10月17日 

 

 午後から強い雨が降り続いています。
 気付けば木々の紅葉が進んでいて、シラカンバ(Betula platyphylla var.japonica)は黄色く、ヤマブドウ(Vitis coignetiae)やツタウルシ(Rhus ambigua)は赤く染まってきています。
 雨に濡れたツタウルシの葉は、ツヤツヤでテカテカでとても目立っていました。
 今年の紅葉はいつ頃がピークなのか、きれいさはどのくらいなのか気になります♪

(濱本)


≪観察会「秋の森の匂いをかごう」≫

2012年10月11日 

 今日は、北海道ボランティア・レンジャー協議会との共催の観察会「秋の森の匂いをかごう」を行いました。
 先月の観察会に続き雨が降ってしまいました。前回は豪雨ということもあって、残念ながら中止とさせていただきましたが、今回は歩く距離を短縮して実施することができました。雨の中14名もの参加がありましたが、人数が少なかったこともあり、案内はほぼマンツーマン状態という大変贅沢な観察会となりましたよ!
 本格的な紅葉はまだまだ先のようですが、それでも赤や黄色と少しずつ色づいてきている森の様子やカツラの良い香りなどを楽しみながら歩きました。
 次回の観察会は11月11日(日)「秋のありがとう観察会」です。皆様のご参加お待ちしております。

(扇谷)


≪もりの工作コーナー「まき×2 どんぐり」始まりました♪≫

2012年10月6日 

 館内の特設会場では、もりの工作コーナー「まき×2 どんぐり」が始まりました。
 細長い紙をひたすらまきまきまき…して、「どんぐり」そっくりなストラップを作ります。作業はとても地味で根気が必要となりますが、完成品を見たらまきまき作業の苦労も報われるかも!?
 11月25日(日)まで開催していますよ〜!皆さんのご参加お待ちしております♪

(扇谷)


戻 る