≪観察会「ひっつき虫を探してみよう♪」≫

2012年9月30日 

 9月29日(土)に開拓記念館との共催の観察会「ひっつき虫を探してみよう♪」を行いました。
 参加者は、植物のタネには動物の体にくっついて運ばれるものがあり、そのタネたちを「ひっつき虫」と呼ぶことなどをスライドを見ながら学んだ後、野外へ「ひっつき虫」を探しにでかけました。
 今回はビンゴゲームやぬいぐるみを使って「ひっつき虫」を集めるなど、楽しみながら学べる観察会となっていて、子供はもちろんのこと大人の方にも大変好評でしたよ♪

(扇谷)


≪赤い帽子のタマゴタケ≫

2012年9月28日 

 

 ようやく秋らしい気温と湿度になった気がします。
 森の中も秋らしく、いろいろなキノコがあちこちに出ていました。テングタケやホコリタケ、シロツチガキ、ハナオチバタケ、キツネノエフデなど。
 その中でも真っ赤に目立っていたのは、タマゴタケ(Amanita caesarea)でした。つやつやすべすべの赤い帽子が素敵です♪

(濱本)


≪カナヘビはどこにいるかな?≫

2012年9月21日 

 まだまだ蒸し暑い日が続いていますね。今日は一日雨が降ったりやんだりしていました。
 森の中で植物を撮影中、目の端っこに気配を感じました。よく探すと、なんとカナヘビ(Takydromus tachydromoides)がこちらをジッと見ていました。
 写真をトリミングしていて、見つけやすいかも知れませんが、カナヘビはどこにいるでしょう〜♪

(濱本)


≪どこにいるかな?≫

2012年9月16日 

 館内ふれあいギャラリーでは「どこにいるかな?さがしてみよう」写真展を行っています。
 この写真展はちょっとした工夫が凝らされていて、景色に溶け込んでいる生き物たちを探しながら見学するという、参加型の展示となっています!交流館スタッフが数年かけて撮りためた力作ぞろいですよ。
 パネルごとに難易度があがっていきます。是非チャレンジしてみてくださいね〜♪

(扇谷)


≪どんぐり色いろいろ≫

2012年9月11日 

 あんなにギラギラしていた夏は終わったのでしょうか。最近は雨が続いていますね。
 森の中を歩くと遊歩道にミズナラ(Quercus crispula)のどんぐりが落ちていました。今年は豊作のようで、あちこちにたくさん落ちています。
 色違いのどんぐりがあったので並べてみました。緑色から焦げ茶色に変わっていく様子が面白いです♪

(濱本)


≪シラカンバの種子が結実しています≫

2012年8月29日 

 シラカンバ(Betula platyphylla var.japonica)の枝先には、来年に咲く雄花の花芽がついていました。来年は少し花粉が多いかも知れません。
 茶色の物もぶら下がっていました(写真)。こちらは今年咲いた雌花が結実した物です。ほぐれるとパラパラとタネが落ちてきますよ。
 今の時期は子孫を残す準備と来年の花や葉を準備しているところがみられます。

(濱本)


≪「ボランティア・レンジャー育成研修会」≫

2012年8月26日 

 人と自然との橋渡し役の「ボランティア・レンジャー」を育成する「平成24年度 ボランティア・レンジャー育成研修会」を、8月24日(金)〜26(日)の日程で開催致しました。
 暑い時期の開催となりましたが、参加者のみなさんをはじめ、講師の方々のご協力もあり、無事終了することができました。
 最後に撮影した記念写真はどなたも素敵な笑顔で写っており、3日間の研修をやり遂げた達成感も伝わってくる1枚となりました。みなさん本当にお疲れ様でした!
 来年度も研修会を行う予定ですので、自然に興味関心がある方、ぜひご参加ください!お待ちしております。

(扇谷)


≪キセルのようなミヤマヤブタバコ≫

2012年8月23日 

 暑い日が続きましたね。今日は朝の雨でずいぶんと涼しくなしました。
 森の中ではミヤマヤブタバコ(Carpesium triste)が満開です。ちょっと地味目な黄色いお花で、形がキセルに似ています。
 私が子どもだった頃、祖父が手製のキセルでタバコを吸っていたのを思い出させてくれた花でした。

(濱本)


≪穴の中のエンマコオロギ≫

2012年8月15日 

 今日は湿度が低めで比較的過ごしやすい日です。
 今朝、地面から視線を感じ、よ〜く探してみると、5センチほどの穴からエンマコオロギ(Teleogryllus emma)がこちらを見ていました。
しかも1匹ではなく数匹も穴にいてビックリ!
 幼虫ばかりの中に、羽化したばかりの顔や羽が白い成虫も混じっていました。

(濱本)


≪観察会「夏の森の観察会」≫

2012年8月11日 

 8月9日(木)に、北海道ボランティア・レンジャー協議会と共催の観察会「夏の森の観察会」を行いました。早朝は雨が降るなど曇っていましたが、開始時間に合わせるかのように快晴となり、最高の観察会日和となりました!
 参加者は班ごとに分かれ、ボランティア・レンジャーの解説に耳を傾けつつ、夏のお花や生きものを観察しながら約4キロのコースを歩きました。
 日が当たる場所は暑く感じましたが、森の中はいくぶんひんやりしていて歩きやすかったです。夏休み期間ということもあり、元気な子供たちの参加もありましたよ。
 次回の観察会は9月9日(日)「秋の花でにぎわう森を歩こう」です。みなさんのご参加お待ちしております。

(扇谷)


≪もりの工作コーナー「きち×2 バッタ」開催中です!≫

2012年8月5日 

 館内特設会場では、もりの工作コーナー「きち×2 バッタ」を開催しています。
 夏の身近な生きものと言えば、バッタではないでしょうか?交流館の周辺ではトノサマバッタを筆頭に様々な種類のバッタたちが元気に活動中です。今回の工作コーナーはそんなバッタをモチーフにしたおもちゃを作ります。“きちきち”と音を出しながら動く「きち×2 バッタ」はお子さんにはもちろんのこと、大人にも大好評ですよ♪
 9月23日(日)までの開催です。みなさんのご参加をお待ちしております!

(扇谷)


≪親子工作教室「たたいて染めよう!エコバックづくり」≫

2012年8月1日 

 今日は親子工作教室「たたいて染めよう!エコバックづくり」を開催しました。会場の広さと準備出来る道具のことを考えて、午前と午後に分けて行いました。(内容は同じものです)
 野外で植物を選んだあとは、布バックへひたすらトントンとたたきながら染めていきました。たたき残しが無いように、また植物によってはたたき方を変えるなど、思いのほか大変な作業だったとは思いますが、参加者は協力しあいなが“世界に一つだけのエコバック”を作りました!
 次回の親子工作教室は、11月17日(土)に「親子でつくろう! 森のカレンダー」を予定しています!お楽しみに〜♪

(扇谷)


≪デジタル模様のヒロオビトンボエダシャク成虫に♪≫

2012年 7月27日 

 今日は昨日よりも気温、湿度が高く、とても息苦しい日です。
 ちょうど一ヶ月ほど前、あっちこっちで見かけた、デジタル模様の幼虫ヒロオビトンボエダシャク(Cystidia truncangulata)が羽化したようです。あのデジタル模様が成虫の腹部分に、黄色と黒で描かれていました。
 残念ながら真っ黄色でプラスチックみたいな蛹は見ることができませんでした。

(濱本)


≪ジィーっと見つめるアオジョウカイ≫

2012年 7月21日 

 なんだかチクチクするなぁと思っていたら、マダニが肩に食い付いていました。他のスタッフも腕についていたりと今年はマダニ遭遇率が高いです。
 そんな私をジィーっと見ているアオジョウカイ(Themus cyanipennis)がいました。私もジィーっと見つめ返し、その姿写真も撮らせてもらいました。

(濱本)


≪サッポロフキバッタおんぶ中≫

2012年 7月18日 

 お昼頃に気温が31度になりました。お客様も私たちも「暑いねぇ」が口からこぼれます。

 サッポロフキバッタ(Miramella sapporensis)の雄と雌が、おんぶしてこちらを見ていました。おんぶをしている影がきれいにアキタブキに投影されていましたよ。

(濱本)


≪白と黒の羽≫

2012年 7月11日 

 森の中は蚊が多すぎて、ちょっとでも立ち止まると蚊の猛攻撃にあってしまいます。
 草の上に鳥の羽を見つけました。白黒の羽です。キツツキのアカゲラのものでしょうか。そろそろ子育てが終わり、羽が抜け替わる換羽の時期なのかもしれませんね。

(濱本)


≪4本のフタリシズカ≫

2012年 7月 4日 

 湿度が高くムシムシとしています。
 森の中では白く可憐なフタリシズカ(Chloranthus serratus)の姿が目を楽しませてくれました。
 花穂が2本のことが多いのでこの名前が付いてますが、4本ばかりが群生している所があり、気前が良いなと思ってしまいました。

(濱本)


≪ふれあいギャラリー「探見日記展 森の恵み」≫

2012年 7月1日 

 本日より館内館内ふれあいギャラリーにて「探見日記展 森の恵み」が始まりました。
 札幌市在住の久米谷氏が、野幌森林公園の四季を写真と文章でまとめた「探見日記」、約70点が展示されています。
 昨年の7月から今年の6月までの日記が展示されており、これから出会えるかもしれないお花や生きものたちの素敵な写真を見ていると、森へ出かけたくなってしまいますよ。
 7月29日(日)までの開催です。お見逃しなく〜!
※「探見」とは探検と発見を合わせた造語で、森で遊ぶという想いも込められているとのことです

(扇谷)


≪ミニミニバナナ?≫

2012年 6月27日 

 日中は28度まで気温が上がりましたが、風があるおかげで少しは過ごしやすい日でした。
 おやっこんな所にバナナが!と思ってしまうほどそっくりなものを見つけました。でも大きさ2cmほどの小ささです。
 ミニミニバナナに見えるのは落ちたカツラ(Cercidiphyllum japonicum)の果実でした。

(濱本)


≪もりの工作コーナー「ぴろ×2 とり笛」開催中!≫

2012年 6月24日 

 もりの工作コーナー「ぴろ×2 とり笛」が始まりました。
 プラスチック容器を再利用して、ぴろぴろとかわいい音が鳴る水笛を作ります。音を鳴らすのには少しコツがいりますが、練習すればすぐにとり笛名人ですよ♪
 7月16日(月・祝)までの開催です。みなさんのご参加お待ちしております!

(扇谷)


≪黒点いくつ?≫

2012年 6月23日 

 気温が低く小雨が降っている森は、ちょっと薄暗くしっとりとしていました。蚊の大群がまとわりつき、ほんのちょっとでも動きを止めるとドンドン刺してきます。
 群がる蚊に悪戦苦闘していると、黒い点がたくさんついているテントウムシがいました。ひぃふぅみぃ・・・なんと28もあり、オオニジュウヤホシテントウ(Epilachna vigintioctomaculata)と名付けられていました。

(濱本)


≪デジタルのような模様のイモムシ≫

2012年 6月20日 

 最近、自然ふれあい交流館周辺の木道で見かけるこのイモムシ。シャクトリムシと呼ばれているシャクガの幼虫です。体にはデジタルの暗号のような黒い模様がついていました。
 調べるとヒロオビトンボエダシャク(Cystidia truncangulata)で、ツルウメモドキを食べることがわかりました。
 どんなさなぎになるのか、いつ頃成虫になるのか楽しみです。

(濱本)



≪散策ガイド行っています≫

2012年 6月19日 

 今日は散策ガイドの対応で森に出かけました。朝は曇り空でしたが、出発直前に太陽が雲間から顔を出してくれて、絶好の散策日和となりました。
 草花や鳥の声などを楽しみながら3キロのコースを歩きました。楽しい時間はあっという間といいますが、今日の2時間も本当に短く感じられましたよ!
 散策ガイドは1名様からでもお受けできますので、お気軽にお問い合わせください!ただし、他の対応などの予定もありますので、必ず事前にお申込み下さい。よろしくお願いいたします。

(扇谷)


≪ジムグリ横断中≫

2012年 6月13日 

 冷たい風が吹くので、散策には上着が必要なほどです。
 上着を着ていなかったので足早に遊歩道を歩いていると、木の枝かと思っていた長いものが動いていてビックリ!!
 ヘビの仲間でジムグリ(Elaphe conspicillata)でした。ゆっくり遊歩道を横断してくれたので、じっくり観察することができました。

(濱本)


≪どこにいるかな?≫

2012年 6月8日 

 森の中はエゾハルゼミの大合唱で、鳥の声が聞こえない季節になりました。たくさんの蚊に囲まれながら歩くと、目の端っこに生きものの気配が・・・。

 後ろの木の模様に溶け込んでいるイモムシでした。イモムシにとっては隠れているつもりはなかったのかも知れません。

(濱本)


≪緑がこんもり≫

2012年 6月7日 

 今日は朝から曇空でしたが、お昼頃にはその空がどんどん暗くなっていき、それまでにぎやかに鳴いていたエゾハルゼミがぴたっと鳴き止みました。ほどなくしてざーっとひと雨ありましたが、雨が止んだとおもったら、またすぐにエゾハルゼミの鳴き声が聞こえてきましたよ。エゾハルゼミ天気予報はかなりの的中率かもしれません!
 写真は久しぶりの大沢口の様子です。木々の葉がしげり、森の中はちょっとうす暗くなってきました。
 ※カやブユが多いので、散策の時は万全な虫対策をオススメします!

(扇谷)


≪観察会「森の新緑観察会」≫

2012年 6月3日 

 北海道ボランティア・レンジャー協議会との共催の観察会、「森の新緑観察会」を行いました。
 朝はどんよりした雲に覆われていた空でしたが、開始時間に合わせたかのように快晴の青空が広がり、最高の観察会日和となりました。
 参加者はグループに分かれ、ボランティア・レンジャーさんの解説を聞きながら、青々とした新緑の森の中を歩きました。
 新緑の緑も美しかったのですが、コンロンソウ、クルマバソウ、マイヅルソウなどの白いお花たちも印象的でしたよ。また、野鳥たちも元気に活動していたようで、森のあちらこちらからさえずりが聞こえていました。 
 次回の観察会は8月9日(木)「夏の森の観察会」です。開拓の村前から出発しますので、ご注意ください。みなさんのご参加お待ちしております!

(扇谷)


≪ふれあいギャラリー「野鳥の写真展」≫

2012年 6月1日 

 館内ふれあいぎゃらりーにて、北海道野鳥愛護会による「野鳥の写真展」が始まりました。
 愛護会の会員の方々が撮影された、躍動感あふれる野鳥達の姿は必見ですよ!
 展示期間は6月30日(土)までとなっておりますので、お見逃しなく!
  ※平日の月曜日は休館日となっておりますので、ご注意ください

(扇谷)

≪青と白と緑≫

2012年 5月27日 

 お天気は快晴でしたが、冷たい強い風が吹いていたので、気温はそれほど上がらず、肌寒く感じました。
 ミヤマザクラが開花していました。白いお花が、雲のない青空に映えていましたよ。葉の緑もいいアクセントとなっていて、とてもきれいでした!

(扇谷)


≪鳴いてます!≫

2012年 5月25日 

 午後の雨予報が信じられないくらいの快晴でした。正午には24℃まで気温が上がったこともあり、とても暑く感じましたよ。
 昨日、5月24日にエゾハルゼミの初鳴きを確認しました!
 エゾハルゼミの鳴き声は今日もにぎやかでしたが、野鳥たちもセミに負けじと鳴いていましたよ。森に響くクロツグミの美しいさえずりに、思わず足を止めて聞き入ってしまいました。

(扇谷)


≪「森のギャラリー展(野外写真展)」開催中!≫

2012年 5月23日 

 今日は曇り空で少し風も強めに吹いていますが、適度に風があることで虫も寄りつきにくく、散策には心地よい風となっていますよ。
 先週から、交流館敷地内において「森のギャラリー展(野外写真展)」を行っています。計5か所に設置しておりますので、散策の際にぜひチェックしていただければと思います。どこにあるのか探す楽しみもありますよ〜!

(扇谷)


≪キレイです≫

2012年 5月17日 

 雨が続きましたが、今日はいいお天気となりました。
 久しぶりの大沢口の様子です。新緑が本当にキレイで、日一日と濃くなっていく緑に自然の力強さを感じます。
 そうそう、虫たちの活動も活発になってきていますよ。色んな出会いがありますが、今日は「カ」に遭遇しました…。これからの散策には虫対策もお忘れなく!

(扇谷)


≪観察会「春のありがとう観察会」≫

2012年 5月13日 

 北海道ボランティア・レンジャー協議会との共催の観察会、「春のありがとう観察会」を行いました。この観察会は、日頃から私たちに楽しみや恵みを与えてくれる森へ感謝の気持ちを込め、年2回春と秋にゴミを拾いながら行っているもので、今回で27回目となりました。
 できるだけ広い範囲の清掃を行うため、森林と草原の2コースに分かれて、レンジャーさんに案内されながらゴミ拾いを行いました。約6qと長いコースではありましたが、春の花や鳥たちのさえずりを楽しみながら歩くことができました。
 今回は約1sのゴミを回収することができました。年々公園を利用される方の意識の高さから、ゴミは減りつつありますが、今後もこのような活動を続けながら、みなさんに気持ちよく利用していただけるような森にしていきたいと思っています。
 次回の観察会は6月3日(日)「森の新緑観察会」です。みなさんのご参加お待ちしております!

(扇谷)


≪似てる?≫

2012年 5月10日 

 先日、背丈は低くいても実は「木」だったフッキソウについてお伝えしましたが、今回ご紹介するのはヒトリシズカです。
 白いブラシ状のお花の感じ、フッキソウとよく似ていますよね。ですが、こちらは木本ではなく草本です。今はどちらのお花も楽しめますので、じっくり観察してみてはいかがでしょうか?

(扇谷)


≪これでも立派な「木」フッキソウ≫

2012年 5月6日 

 大型連休の後半は、雨の日が多くて残念に思っていましたが、植物たちにとっては待ち望んでいた雨だったようで、潤った森の緑がより色鮮やかになってきたように感じます。
 今日はフッキソウの花を発見しました。背丈が小さいので、草本と思われがちですが、これでも立派な木本で、常緑樹です。
 お花もステキですが、果実も丸くて白くて、真珠みたいで本当に綺麗なんですよ〜。かなり気の早い話ですが、この果実が見られる秋が今から楽しみです♪

(扇谷)


≪遅れをとってます…≫

2012年 5月1日 

 5月になってしまいました。今年は雪解けが遅かったので、開花も遅れるかと思っていましたが、ここ数日は天候に恵まれて、活動のペースが一気に加速したように感じています。油断してました…。
 今日は、キタコブシ、ニリンソウの開花を確認です。また、エゾエンゴサクがとても増えてきました。数日前からは、エゾノリュウキンカやエンレイソウも咲き始めましたし、鳥たちのさえずりもあちこちから聞こえてきて、森の中はとてもにぎわっています。
 そうそう、つい存在感のあるお花に注目してしまいがちですが、写真のネコノメソウのように、とても小さいお花も足元で頑張って咲いていますよ。よ〜く探してみてくださいね♪
 ※遊歩道は乾いていて、とても歩きやすい状態です!

(扇谷)


≪もりの工作コーナー「おえかきコースター」≫

2012年 4月28日 

 もりの工作コーナー「おえかきコースター」が始まりました。
 輪切りの木の板に絵を描くだけの簡単な内容なので、小さなお子さんにもオススメですよ!もちろん大人の方も参加できますので、ご家族そろってチャレンジしてみてはいかがでしょうか。完成した作品はお持ち帰りできますよ〜♪
 5月6日まで毎日開催しています。皆さんの参加をお待ちしておりま〜す! 

(扇谷)


≪観察会「春の花を見つけよう」≫

2012年 4月26日 

 今日は、北海道ボランティア・レンジャー協議会との共催の観察会「春の花を見つけよう」を行いました。
 心配していた雨はなんとか持ちこたえることができましたが、観察会開始直前に突如吹き始めた強風には本当に困ってしまいました。安全面に十分配慮しながら、無事に終了することができましたが、まさに「春の嵐」という感じでした。
 風は時折強かったものの、ミズバショウやフクジュソウ、最近一気に咲き始めたエゾエンゴサクを楽しみながら、レンジャーさん案内のもと約3キロのコースを歩きました。
 次回の観察会は5月13日(日)「春のありがとう観察会」です。皆様のご参加お待ちしております!

(扇谷)


≪群がってます!≫

2012年 4月24日 

 今日は産卵のため、水の中に集まって来ているエゾサンショウウオを確認することができました。ものすごい数のエゾサンショウウオがひしめき合っている様子はとても迫力がありました!
 オスたちはいいポジションを確保しようと必死です。ですが、おなかの大きなメスが卵を産みたくてもなかなか近付けなくて、周辺を漂っていることも…。思わず、レディーファーストでお願いします〜とつぶやいてしまいました。
 調整池でのエゾカガエルの産卵のピークは過ぎてしまいましたが、大沢口駐車場近くのおたまの池や森の奥のからはエゾアカガエルの賑やかな鳴き声が聞こえていました。鳴き声は今時期しか聞けないので、気になる方はお早めに森へお出かけくださいね。
 ※卵は持ち帰らず、その場での観察にご協力をお願いいたします

(扇谷)


≪観察会「エゾアカガエルの産卵を見てみよう♪」≫

2012年 4月21日 

 今日は開拓記念館との共催の観察会「エゾアカガエルの産卵を見てみよう♪」を行いました。
 今年は雪解けの速度がゆっくりで、エゾアカガエルの初鳴きや産卵の確認も遅れていて、昨日の下見の時には卵も姿も見えなかった調整池だったので、今日の観察会はどうなることかとやきもきしていましたが、今朝産卵を確認することができました!しかも、快晴というお天気にも恵まれ、観察会の時はエゾアカガエルの姿、鳴き声もばっちり確認することが出来ましたよ。
 次回の開拓記念館との共催の観察会は、9月29日(土)「ひっつきむしを探してみよう♪」です。お楽しみに〜♪

(扇谷)


≪黄色が目立ってきました≫

2012年 4月20日 

 交流館のそばで確認している積雪深はついに0pとなりましたが、公園内はまだまだ雪が多く残っていて、遊歩道はとても歩きにくい状態です。散策には長靴がオススメです。
 今日は久しぶりに春らしい日差しを浴びることができたように思います。植物の成長にも勢いが増してきているように感じています。
 雪解けの早いところでは開花が確認されていたフクジュソウでしたが、遊歩道からは距離があってよく見えなかったりもしました。ですが、やっと遊歩道に近いところでも開花が確認できるようになってきましたよ。

(扇谷)


≪芽吹き≫

2012年 4月17日 

 雨が降ったこともあって、積雪深は6pまで減っていましたが、遊歩道にはまだまだ雪が多い所もありますので、足元には十分お気をつけください。散策には長靴がオススメです。
 遊歩道の一部では地面が出てきている所もあるので、植物の芽吹きが見られますよ。今日はエゾトリカブトの芽吹きを確認しました。芽吹きの時はこんな赤い色をしていますが、少しずつ緑色になっていきます。

(扇谷)


≪今が旬?!≫

2012年 4月15日 

 雪が解けると出現するものがあります。それは、冬に雪の下で活動していたエゾヤチネズミが使っていたトンネルの跡です。
 四方八方に広がるトンネルの跡を見ると、雪の下では敵に見つかることも少ないので、のびのび過ごしていたのかな〜っと想像してしまいます。
 地面が乾き、草が立ち上がってくるまでのつかの間の出会いです。

(扇谷)


≪残念ながら…≫

2012年 4月14日 

 昨日お伝えしたアキタブキの芽吹きでしたが、今日はどうなっているかな?とわくわくしながら見に行ったところ、ほとんど摘み取られていました…残念。
 これから山菜が美味しい季節を迎えますが、動植物の採取はできない公園となっておりますので、皆さんご協力よろしくお願いいたします。
 山菜を見るとつい、美味しそうだなぁ〜と思ったりもしますが、舌ではなく「目」で楽しみましょう!

(扇谷)


≪春の息吹≫

2012年 4月13日 

 午前は曇っていましたが、午後は青空が広がるいいお天気となりました。気温は6℃でしたが、風が強かったこともあって、少し肌寒く感じましたよ。
 積雪深は30pまで減っていました。交流館前の築山のてっぺんや斜面にあった雪もあっという間に解けて、その雪解けを待ちわびていたかのように、アキタブキが一斉に芽吹き始めましたよ!
 そうそう、園内の日当たりのいいところでは、フクジュソウの開花がちらほらと確認されています。交流館周辺でも、やっとフクジュソウのつぼみを確認することができました。開花の確認が今から楽しみです♪
 ※遊歩道はとても歩きにくい状態ですので、足元には十分ご注意ください。散策には長靴がオススメです。

(扇谷)


≪ひと月たちました≫

2012年 4月10日 

 今日の午後、交流館の温度計では10℃まで気温が上がりました。外に出ても暖かくなったなぁ〜と感じます。積雪深は48pまで減っていました。
 交流館のそばにある調整池の様子です。以前調整池について書いた日記(3月9日)からほぼひと月たちました。池の表面がかなり見えるようになりましたし、日当たりのいい南向きの斜面(写真の右側)はもう地面が出てきています。
 残念ながらエゾアカガエルの気配はまだ感じられませんが、そろそろ産卵の時期なので毎日確認しています。嬉しいお知らせができる日も近いと思いますので、楽しみにお待ちくださいね♪

(扇谷)


≪あま〜い雫≫

2012年 4月7日 

 時々雪がちらつくお天気で少し寒く感じましたが、積雪深は56pとちょっとだけ減っていました。遊歩道はザクザクのざらめ雪で歩きにくいかもしれませんが、コースによっては一部地面が見えている所もありますよ。
 大沢口にあるイタヤカエデの枝先につららがぶら下がっていました。先日の強風で折れたり傷ついたところからしみ出した樹液がつららになっていたようです。このつららや枝先から滴る雫を味見してみると、ほんのり甘くておいしかったです!
 この甘いつららをどうしようか考えながら用事をすませ戻ったら、あれ?ないっ!残念ながら雪の中に落ちていました…。

(扇谷)


≪尻尾がしましまです≫

2012年 4月5日 

 昨日は大荒れのお天気でしたね、みなさん大丈夫でしたか?今のところ交流館に倒木情報は届いておりませんが、遊歩道上には枝がたくさん落ちている状態です。今日も風は強めでしたので、散策される場合は念のため頭上注意でお楽しみください。
 さて、今日のお昼過ぎ、「タヌキだ!」というお客様の声に館内はざわめきました!私もあわてて駆け寄りましたが、しましま模様の尻尾からアライグマということが分かりました。窓際には人垣ができ、館内は思いがけない出会いに少々興奮気味。でもアライグマはそんな私たちの盛り上がりには目もくれず?!悠々と歩いて森に消えて行きました。

(扇谷)


≪春ですが…≫

2012年 4月3日 

 午前中は雪が降っていました。4月になりましたが、なかなか暖かくならないですね。今日の積雪深は62p。ここ数日は数pの増減を繰り返していて、こちらもなかなか雪解けが進まない状況です。
 遊歩道は今日のように気温が低ければ、かた雪になっていて比較的歩きやすいのですが、暖かい日はザクザクした雪に足をとられて歩きにくくなりますのでご注意ください。また、踏み跡道からずれると雪を踏み抜いてしまうので、こちらもお気をつけください。散策には長靴がオススメですよ。
 そうそう、3月に大沢口のハルニレに来てくれていたフクロウは、3月28日の確認が最後となりました。残念ですが、もう少しすると家族を連れて戻ってきてくれるかも?!その日が今から楽しみです♪

(扇谷)


≪「交流館の1年活動紹介展」始まりました!≫

2012年 4月1日 

 本日より、館内のふれいギャラリーでは「交流館の1年活動紹介展」が始まりまりました。
 昨年、交流館で行われた観察会や工作コーナーなどのイベントの様子と、そしてその季節に見られる植物の写真などとともに紹介しています。
 展示期間は5月6日(日)までとなっております。お見逃しなく〜!

(扇谷)



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