旧菊田家農家住宅 補修工事の記録

 2017年、開拓の村では北海道による展示建造物等の改修工事が行われます。 

 工事による休館は特に予定しておらず通常通り開館しますが、工事中、通行や見学に支障が出る場合がありますので何卒ご了承ください。

 これら工事が完了しますと、今後、様々な体験イベントを充実することができ、また見学にも利便性が充実するなど、開拓の村の魅力がますます増えます。これからの開拓の村を今まで以上にご期待ください!




 ◆旧菊田家農家住宅 改修工事
  工  期:2017年7月4日〜11月頃
  工事内容:屋根、柱、梁、外壁、塗装、建具等の補修
  整  備:北海道の農業の歩みを学び、地域の伝統文化、日本文化を知ることができる内部展示、体験ブースを整備します。
 ◆旧菊田家農家住宅 データ
    旧所在地:江別市西野幌
建築年代:1893(明治26)年頃
面  積:129.05u
構  造:木造平屋建(小屋裏二階)
収  集:1986(昭和61)年、復元:1988(昭和63)年
  1886年( 明治19)新潟県長岡の有力者であった大橋一蔵や関矢孫左衛門などが北越殖民社を組織し、野幌原野の開拓を計画しました。
 この建物は、その一員である新潟県魚沼からの移住者が、移住直後の1893年(明治2 6 )頃に建築し、後に同じく南蒲原郡出身の初代菊田常吉が買い受けて生活したものです。
  ◆工事の記録
  大規模な補修工事となりますので、周辺を立ち入り禁止にします。また、外観・内部をご見学することはできません。
  皆様のご理解とご協力の程よろしくお願いします。
  こちらでは間近で見ることができない工事の様子をお伝えしています。(※写真の無断使用は出来ません)

●2017年9月19日 屋根,、軒下・軒先の整形(いよいよ茅葺は明日で終了)

F 仕上がった正面の軒先
 
G 裏側の屋根の軒下を整える
 
H 屋根裏でもはみ出た茅などをカットして手入れ

C 隙間がある屋根の下の方では茅を差し込み補充
 
D へこみがあるところは少し茅を引出し、叩く
 
E 軒先(ケラガエシ)を水糸を目印にまっすぐに整える

@ 手直しが終わった屋根(裏・西側屋根)
 
A 軒先から棟へ見上げる(正面屋根)
 
B 作業が終わるたび、足場を外す

●2017年9月17日 屋根・軒下の整形

F 最後の仕上げはチェーソーできれいに
 
G 屋根の半分以上が終わる
 
H まもなく完成へ

C 上から形を整え・・・
 
D チェーンソーで表面を均し・・・
 
E 徐々に下へと移動し、上部の足場(丸太)も撤去していく

@ 化粧棟の下のタワラの成型
 
A 同じく隙間があるところは茅を継ぎ足し
 
B 軒下も同様に茅を継ぎ足し

●2017年9月16日 棟づくり、軒下の整形

O 西面屋根の軒下もきれいに
 
P ほぼ完成した化粧棟(正面・西側)
 
Q 真横から見た棟

L 化粧棟のはみ出していた木材も切断
 
M その後、タワラを覆う
 
N きれいに整った裏面屋根の軒下

I Gの拡大、西面の棟の茅もきれいにカットされている
 
J 同時に正面以外の軒下を整える
 
K 力がいる大変な作業とのこと(体勢も・・・)裏面屋根

F 棟づくりの作業途中
 
G 正面側は化粧棟がほぼ設置
 
H 裏側は化粧棟づくりの途中

C 長さを決めると、俵の切断
 
D 切断途中。タワラの横から見た様子
 
E 昼前にはタワラの上に防水シートを

@ 昨日の続きタラワの固定から
 
A 銅線で止めていく
 
B 棟からの長さを決める

●2017年9月15日 23層目、棟づくり いよいよ完成間もなく

L 棟に仮置き
 
M 2本の化粧棟をつなぐ
 
N 今日はここまで!形になって生きた

I 裏面の様子(両端のタワラは荒縄で結んだまま)
 
J 東側と裏面の屋根
(東側の出ている茅の束は後程カットして整えるとのこと)
 
K 昨日作製していた化粧棟を運び込み・・・

F 正面の23層目も押え竹と銅線で止める
 
G 正面・裏面の23層目が葺き終わるとタワラを並べていく
 
H 上下の押さえ竹と銅線で止める

C 最後の23層目を葺き始める
 
D 形を整えながら22層目の押え竹と止めていく
 
E 同時に棟用の茅の束(タワラ)を葺き始める

@ 東側屋根を葺き形を整えその上に棟用の茅を葺く
 
A 同時に東側屋根の軒下を整えている
 
B 昨日の22層目が葺き終わると、棟に茅を葺き
  正面と裏面の葦を覆う
  東西の屋根に葺いた茅の穂先を棟に折り返している

●2017年9月14日 21・22層目、棟づくり

I 西側の22層目の上には棟用の茅が葺かれる
 
J 真横から観た様子(何束も積み重ねている)
 
K 正面から見た様子(左側がI・J)

F 西側の屋根から見た様子。右・裏面は21・22層目作業
 
G 正面は22層目へ、押え竹は1本で銅線で止める
 
H 裏面の屋根。22層目を葺いていく

C 隅側には少し短い茅を
 
D 左・正面側は22層目へ
 
E 作業場では化粧棟を作成中

@ 正面・西側の隅は次の層が葺かれる
 
A 21層目、短い茅を葺きならべる(裏側)
 
B Aの上に少し長い茅を葺く(葺く準備中)

●2017年9月13日 19・20層目

F 全面20層目が葺き終り棟の加工が始まる
 
G 棟に並行して茅を並べる
 (Cの棟から出た茅をカットして葺きその上に再度葺く)
 
H 横から見た棟(根元は外側に葺いている)

C @の20層目まで葺いた様子
 
D Aの20層目まで葺き、形を整える
 
E Bが20層目までほぼ葺き終わった様子

@ 19層目(短い茅)と20層目まで葺いた正面(右)の屋根
 
A 19層目(左側)と20層目(右)の作業中の裏面屋根
 
B 東側も19層目を葺いている

●2017年9月12日 18層目、棟・軒下の整形など

C 棟の様子
 
D 同時進行で東側軒下を整える
 

@ 棟の上に出ている茅(穂先)をカット(正面屋根)
 
A 西側・裏面の屋根も18層目に
 
B 東側も18層目、裏面屋根も棟より上に出た茅をカット

●2017年9月11日 軒下の整形・18層目(正面)など

I 9月8日で紹介した棟用の茅の束
  直径15pほどにまとめる
 
J 真ん中を叩いているため、簡単に曲がる
  曲がっている部分がちょうど棟のあたりになる
 
K 今日はここまで(西側・正面側)

F 茅を積んだトラックが到着(短い茅も)
 
G 短い茅で18段目(正面)を葺く
  H 軒下(正面)は綺麗にそろう

C 剪定ばさみでカットしたり・・・
 
D 綺麗にそろってきた
 
E 整形中の正面(左)とこれから行う東側(右)の軒

@ 正面屋根の軒下を整える
  窪んでいる所は引っ張り出し・・・
 
A はさみでカットして・・・
 
B たたいて整え・・・

●2017年9月8日 ヒラ葺き(計17層目へ)

F 真ん中がつぶした部分。ここを中心として「ヘ」の字状に棟に葺く。つぶすと曲げやすいため。これも昔からの工夫
 
G 今日はここまで(東・裏面の様子)
 
Q 西・正面側の棟の部分

C Bの束を17層目に葺く(昨日のPも同様)
  踏み潰した部分を上にする
 
D 全ての屋根の面に同じように葺く ※ここから上の層は短い葦を葺くため、短くてもしっかりと押え竹で止まるようにつぶしているとのこと(昔からの工夫とのこと)
 
E 作業場では叩く音が・・・葦の真ん中をたたいてつぶす
 (束の先は根元と穂先が混在 長さ約170〜180p)

@ 本日の作業前
 
A !?短い葦の束の上を車が走る!
  (真ん中から端までを踏み潰す)
 
B 半分を踏みつぶした茅 何に使うのか?

●2017年9月7日 ヒラ葺き(計15・16層目から17層目へ)

O 上層に短い茅を葺く際にカットされた根元の束
  (長さ約90p)
 
P 17層目にはOの茅を葺く(角度がついてきたため)
 
Q 反対側から見た様子

L Kに古い茅を根元を上に穂を下にして敷き並べる
  (今までとは向きが逆になる)
 
M 同時刻屋根裏から見る。ライトがなければほぼ真っ暗
 
N 裏側もLと同じように古い茅が葺かれる

I 東側も16層目が間もなく葺き終わる
 
J 16層目が葺き終わる(西側・正面)
   ※隅のケラガエシからの長さ400p以上、高さ約250p
 
K Jの正面の様子 棟が隠れだした

F Eの反対側(東側屋根と裏面屋根)
 
G 西側と正面の隅の屋根を下から見上げる
   目印に沿って真っすぐ葺き上がっている
 
H Cの午後、押え竹(上の竹)を小屋組みに取り付ける

C 東側(左側)は15層目の茅を並べる(同時刻)
 
D 西側の屋根を正面から見た。随分と高くなっている
 
E Dを上から見た様子

@ 西側は16層目が葺き終り正面は押え竹を付ける所
  (昼頃の様子)
 
A 正面の屋根は高さ調整の為、
   少し茅を抜いていく(同時刻)
 
B 裏面は16層目を整える(同時刻)

●2017年9月6日 ヒラ葺き(計13・14層目完成、15・16層目へ)

I Hの反対側 東側と裏面の様子
 
J 正面は16層目、西側は15層目までで終わり
 
K 東側と裏面は14層目完了

F Dの完了後
 
G 午後15時頃、正面・西側の隅は15・16層目
 
H Gと同場所を上から見た様子

C 同時刻の東と裏面
  裏は13層目が葺かれ、東側は13層目の作業中
 
D 裏面の屋根を整える(Cと同時刻)
 
E 東側の葺き作業(Cと同時刻)
※屋根の面積が狭いため茅の長さを調節し葺いている)

@ 昼頃の様子 随分と高くなったきた屋根
 (隅の長さは約370pに)(西側・正面 昼頃)
 
A 同じ個所・時刻の上から見た様子
 
B この時には正面と西側は14層目まで葺かれる
 (写真は西側)

●2017年9月5日 ヒラ葺き(計11、12層目完成、13層目へ)

F 屋根裏から、随分と暗くなってきた
  中央に見える板は足場用
 
G 中央に見える縦の柱に縄が通っているのはEの箇所
  ※縦横の交差する柱に縄があるのは小屋組みの縄
 
H 本日は13・14層目の隅と13層目の途中まで

C 屋根の斜面は、随分高くなってきた
 
D 屋根の傾斜に付けられた足場も4本に
 
E 12層目のヒラ葺きに押え竹を付ける
※茅の上部の押え竹は小屋組みと、下の押さえ竹は下の層と結び止める

@ 本日は11・12層目分の隅を葺いたところから開始
 (西側・正面)
 
A @同様、東側と裏面の屋根
 
B 昼には12層目まで葺かれる

●2017年9月4日 ヒラ葺き(計10層目の押さえ竹付け、11、12層目)

I 午後の半ば
  隅がまず2層分、いつものように先に葺く
 
J Iのアップ
 
K 葺く場所が高くなるため足場用の縄も付け直す
  屋根裏の小屋組みまで通す(本日はここまでの記録)

F 西側・正面の屋根(昼頃)
 @と比べると押え竹は2本目となる上の方に付けられた
 
G Cの続き、2層目を葺き始める
 
H 裏側以外の面に今まで同様に古い葦を葺きならべる

C 東側の屋根 形を整える。
  2層葺くたびに、葺いた下からの層から整えていた
 
D 東側・正面の屋根 随分と高くなる
  隅の長さはケラガエシから約2m以上の長さに
 
E Bの続き、裏面の屋根。今までと同様にまず1層葺く

@ 昨日の休みのときに撮影した全景(西側・正面)
 
A @同様、東側と裏面の屋根
 
B 本日は裏面を2層葺き他3面と同じ層へ(10層目)

●2017年9月2日 ヒラ葺き(計9・10層目)

I Hの作業途中の様子
 
J 夕方には本日2層目が葺き終わる(正面屋根)
 
K 作業終了後の西側と正面屋根の様子
 (本日2層目完了※裏側のみ1層目まで)

F 何の道具?
 
G 整えた後、奥に入った茅を引っ張り出す道具
 
H 午前中には1層目がほぼ葺き終り形を整える

C 隅を仕上げた後、本日1層目を葺き始める
 
D 上から見た西側と正面屋根の様子
 
E 屋根裏から見た様子 どんどん暗くなっていく

@ 本日はここから。正面含め1層目(計9層目)を葺く
 
A 葺きはじめの正面の屋根
 
B 巳印に沿って隅が綺麗に葺き上がっていく

●2017年9月1日 ヒラ葺き(計7・8層目)

I Gが葺かれた後、形を整えている
 
J 裏側も本日2層目を葺き始める
 
Q 古い茅を並べる
 (本日までで全体の半分も終わっていないとのこと)

F 15時頃には西側の屋根を葺く(本日2層目)
 
G 正面の屋根側から見た様子
 
H Gの反対側

C 裏側と西側の屋根、これから本日1層目(計7層目)
 
D 今までと同様に上の方に古い茅を葺き、
  隅を葺いた後、新しい茅を葺いていく
 
E 東側(右側)の屋根には昨日同様ベニヤの板を設置
  これから葺き始め

@ 今日はこの状態から開始
 
A 昼には正面(右側)屋根は2層が葺かれる
 
B 葺くたびにケラガエシ(軒下)から葺いたところまで
  傾斜を整える

●2017年8月31日 ヒラ葺き

O Nの次は、再び古い茅を薄く並べる
 
P 他の屋根も同様に進めていく
 
Q 一度空っぽになったトラックが新たな茅を積んで到着

L Kを葺き、押え竹で固定したあと随時板を外し・・・
 
M 傾斜をつけ整えていく
 
N Mの終了後の様子

I Hの後、固定し屋根の傾斜を付ける
 
J 正面(右側)は次の層へ(ヒラ葺きとしては2層目)
 
K 正面の屋根にはベニヤの板が・・
  これで作業中の葦の束が落ちてこないようにしている

F ひら葺き途中の東側屋根のこれから行う裏側
 
G 西側の屋根もヒラ葺き(1層目、今までで5層目)開始
 
H 今までの茅の束より少し少なめに葺いている
  麻糸で仮止めした後少し抜き取り固定

C ヒラ葺き(1層目、今までで5層目)の様子(東側屋根)
 
D Cを正面から見上げる
 
E 同時に隅の部分も葺き上げる

@ 2の葺き(4層目)の茅の上に、
  古い茅(解体した時の茅)を薄く葺く
 
A @の行程の途中の様子
 
B Aの上に葦を葺いていく

●2017年8月30日 2の葺きとヒラ葺き

I 屋根裏から見ると縦の柱の向かって
  左側にHが出てくる
 
J Iの時に屋根裏で一度縄を外し、
  屋根側から押え竹の下にもう一度さす
 
K 柱の右側から出てきた道具に屋根裏で縄を付け(通し)
  屋根の外側で結ぶ

F 屋根裏から見ると4層目の下に茅を敷いている
 
G 2の葺きの3段目の押え竹が設置
 
H 3段目の押え竹の取り付けは、屋根裏の小屋組みに荒縄を通す(まずは押え竹の上の部分から縄と付けた道具を刺す)

C 裏面の屋根の軒も整える
 
D 同じ場所の整えた後
 
E 2の葺きの上に新たな茅が

@ 正面の屋根が整えられてきた
 
A @の作業少しずつ叩きながら整える
 
B 4層目(2の葺き)の押え竹の取り付け
 (押し固めながらきつく締めていく)

●2017年8月29日 2の葺き(ニノブキ)作業

R 2の葺きの上には足場も取り付けられ
 
S 出来上がった4層目(2の葺き)
  これから(5層目以降)はヒラブキで葺いていく
 
21 内部から見ると小屋組みが半分まで

O 気付けば棟に何かが取り付けられている
 
P 隅の部分は、棟先について木の端に向かって
 
Q 屋根の部分は木に向かって
  それぞれ傾斜を付けながら葺いていく

L 水糸に沿って叩きまっすぐに
 
M 軒下も叩き上げしながらまっすぐに
 
N 整えた軒下

I 2の葺きの茅と小屋組みを固定する為、差し込み
 
J 横にねじると空間が広がる。なるほど!
 
K 3層目に葺いた部分「ケラガエシ」を整えていく

F 隅(裏面・西側)の隅
 
G Fの端からも2の葺きをする
 
H 気になる道具

C 4層目が葺かれた正面側
 
D 裏側はもう少しで完了(奥が4層目・手前3層目)
 
E 4層目を葺いていく
 ※4層目は「2の葺き」と言うそうだ

@ 今日は4層目までを仕上げる(正面・西側)
 
A お昼には概ね4層目が終了
 
B 4層目の茅葺の様子(押え竹はこの後もう1本つける)

●2017年8月28日 ケラガエシ(ミズキリ)葺き

I 他の面も3層を葺き同様に整える
 
J 出来上がった3層目(ケラガエシ:ミズキリ)の部分がみえだした
 
K 3層目の茅葺と隅の部分
  @と比較すると屋根の形が見えだしてきた

F 3層目は軒先を整形していく
 
G 道具を使ってきれいに整えられ・・・
 
H アップした様子

C 隅の位置が決まると三層目を葺いていく
 
D 昼にはこのように形ができてきた
 
E 2層目(手前)と3層目(奥)

@ 今日は3層目と隅を部分を(正面・西側)
 
A 隅の部分から取り付け。そして新しい材料が・・・
 
B 竹を加工したもの「クシダケ」をU字にして差し込む。茅の軒部分のばらつき防止(2層目の固定は上に見える押え竹のみとなるため)と1層目の茅との固定とのこと

●2017年8月27日 軒付(のきつけ)

I 押さえ竹を取り付ける
 
J こんな感じで2層目が仕上がっていく(正面・西側)
 
K 2層目の茅葺終了(裏面・東側)

F この道具はなんでしょう
 
G この道具を使って、麻糸を2層目の茅の上から押さえ竹の下をくぐらせて・・・(位置はCの押さえ竹)
 
H 1層目と2層目の茅を固定するため麻糸を通し・・・

C 押さえ竹に針金を結び1層目の茅を固定
 
D 垂木2本間隔で針金で固定
 
E Dの作業が終わると2層目の設置

@ 内部に針金が付いた串が・・・
 
A 内部では針金を抜き、合図で垂木をはさんで
  反対側から串が刺さり針金を付ける
 
B 外から見るとこんな感じ

●2017年8月26日 軒付(のきつけ)

I 取り付け始めの様子
 
J 同時進行で、厚みが均一になるよう、1層目の軒に「あんこ」(短く切った葦)を入れていく
 
K 上から見た軒回り(正面・西側)

I 取り付けられた様子
※雪の重みから耐える仕組み「チカラダケ」とのこと(I〜Kの行程)、屋根の中の力持ち。
 
J 軒回りに全て設置。現在、軒は1層目。まだこの上に茅を葺くので、これらは間もなく見えなくなる
 
K 四隅に2層目の茅を取り付け

I 真ん中の押さえ竹と下の竹に何かを刺している
 
J 押さえ竹と下の竹が並行になるように図りながら・・・
 
K Jの二本の竹に垂直になるように竹を刺し麻糸で固定

F 午後になると竹が三本つけられている
 
G 近くで見た様子
 
H 上部の押さえ竹は荒縄で固定
  ※C〜Eの竹は真ん中の竹になる

C 押さえ竹を取り付ける
 
D 横から見た様子
 
E 押さえ竹で、しっかりと固定

@ 作業前、屋内から見上げる
 
A 四隅付近では、茅の厚みを均等にするため
  短くカットした茅を入れている
 
B 茅の裁断

●2017年8月25日 茅葺き開始 〜軒付作業〜

I 西側と正面の屋根の軒の様子
 
J Iの反対側・東側と裏面の屋根の軒の様子
 
K 残った麻糸に2層目の茅の束と竹を取り付ける
  そして徐々に上へと葺いていくとのこと

F 軒の隅も・・・慣れた手つきでどんどん進む
 
G 軒下をそろえながら作業が進む
 
H 軒隅から見た軒下の様子、まっすぐそろっている

C 茅葺に使う道具や材料2
 
D 茅葺きに使う道具や材料3
 
E 午後からいよいよ茅葺開始、まずは軒付作業
  エツリや出桁の釘に麻糸を通しながら取り付け

@ 縄の取替は全て完了
 
A 縄の取換作業と並行して茅をトラックから降ろす
  茅は、宮城県北上産(今年刈り取ったもの)
 
B 茅葺に使う道具や材料1

●2017年8月24日 茅葺きの下準備

@ 約5週間ぶりに職人さんが到着
  トラックの荷物は全て茅
 
A 軒を作るための準備 特殊な釘を約23p間隔で
 
B 同時に縄の取替えも急ピッチ

●2017年8月23日まで 小屋組みの縄の取替え、補強材、防腐剤塗布など

@ 周囲に取り付けられた出桁
 
A 同じく出桁 @と何が違うでしょう?
  防腐剤が塗られています
 
B 間もなく小屋組みに茅を葺いていきます
  見えなくなる前に改めて小屋組みを・・・

●2017年8月17、18日 小屋組みの縄の取替え、補強材など

C Bの材は補強材として(四隅に設置)
 
D 部屋の中から見上げた化粧梁と補強材
 
E 黒ずんだ柱と古い縄(開拓の村へ移築後、
  定期的に行っていた燻しの名残)

@ 取り換えた縄
 (真ん中から下が新、上部の色の濃い縄が古)
 
A 意外と損傷が少なく見える取り外した縄
 
B この木材は?

●2017年8月16日 小屋組みの縄の取替え、柱 根継ぎ

C 北側の柱の腐食した根元部分を継ぎ木(取替え)
 
D 同じく北側の柱の根元
 (冬期は雪が溜まり腐食が進んでいた可能性が)
 
E 土台も一部取替え

@ 屋中(横・太い材)・垂木(縦)・エツリ(横)
  を新たな縄で結び直す
 
A 新しく結びつけた縄。古い縄は、茅の下にあり濡れていなかったため腐食は進んでいなかった
 
B 扠首(合掌:中央の斜めに見える材)と屋中も新しい縄で

●2017年8月15日 とこ・神棚の上の屋根

C 梁を固定
 
D 今しか見れない内部の土壁部分
 
E 梁と屋根組

@ 7月19日に紹介した屋根を取り払った箇所
  この下がとこ・神棚
 
A 新しく取り付けた梁
 
B 梁同士をつなぐ

※しばらく工事はお休みです

●2017年8月8日 軒天板取り付け

C 軒天板の設置まで @
 
D 軒天板の設置まで A化粧梁の間に梁が設置
 
E 軒天板の設置まで B出桁設置の後に軒天板設置

@ 出桁が周りに取り付けられる
 
A 一度外した軒天板が取り付けられる
 
B 軒天板の裏側

●2017年8月6日 出桁取り付け工事

C 新しい材木で出桁を取り付け
 
D ほぞの部分や長さに応じて加工
 
E 作業しやすい様に、すぐ近くで作業

@ 昨日の@で紹介した木材が全てつけられる
 
A この印は?
 
B 7月19日に紹介した、取り外した「出桁」
  の隅梁に取り付ける箇所

●2017年8月4日

@ 新しい梁に軒天板を付けるため、
  一度解体した木材を取り付け
 
A 軒天板の仮置き
  同じ場所に同じ様に取り付けていく
 
B 新しい梁に、長く保存していくため
  隙間にパテ埋めをしていく

●2017年8月2日 隅梁の取替え

L 東側の梁の出っ張りの長さをそろえるためカット
 
M 見事にスパッと切断
  ちなみに梁の上と下の長さの違いは2p
 
N 東側も長さが揃った梁

I 慎重に奥へ・・・
 
J 隅梁のほぞが化粧梁のほぞ穴に通る
 
K ぴったり合った隅梁と化粧梁

F 西側と正面の隅梁を再度調整
 
G この十字になっている場所にFがはまる
 
H ジャッキアップした隙間に隅梁を入れていく

C 腐食した桁梁の一部
 
D 東側の隅梁と化粧梁は取替え完了
 
E 上から見る東側の取り換えた梁

@ 昨日紹介した化粧梁が取り付け完了
 
A 東側の桁梁に腐食が判明
 
B 中央に見えるところが取り換えた桁梁の一部

●2017年8月1日 隅梁の取替えと化粧梁の加工中

C さすが大工さん、迷いなく一気に・・・
 
D ほぞの形ができてきた。
 

@ 正面と東側の隅梁を取換え
  A これから取り換える化粧梁の部分
  (折れていた化粧梁は撤去)
 
B 木材の梁に加工するため線を引いていく
 (この部分はAの奥に見える「ほぞ穴」に入れる)

●2017年7月31日 隅梁の取替え

@ 正面と西側の隅の梁を取換え
 
A 西側と裏側(北側)の隅の梁を取替え
 
B 裏側(北側)と東側の隅の梁をこれから取替え
  ジャッキアップして取り換えるのです

●2017年7月30日 現在の化粧梁の張り替えた部分(工事の休みの日に撮影)

@ 西側屋根の南側(正面側)
 
A 同じく西側屋根の北側(裏側)
 
B 東側屋根の北側(裏側)

●2017年7月29日 25日より始まった化粧梁の加工のようす

C 屋根かごの四隅を一墨ずつジャッキアップして
  化粧梁を入れ替えていく
 
D 入れ替える前の加工済みの化粧梁
 
E 入れ替えた化粧梁(写真左側)

@ 運び込まれた大きな角材
 
A 加工中の化粧梁
 
B 手作業で加工も

●2017年7月21日 工事の合間に・・・「屋根かご」(屋根下地)の仕組みを写真で記録

東側から望む
 
西側から望む

●2017年7月19日 出桁、化粧梁解体

I 柾屋根も外して・・・
 
J 屋根の下の梁(中央)も外していく
 

F 化粧梁も外す(中央)
 
G 外した化粧梁の部分(アップ)
 
H 外された化粧梁

C 出桁を外した2面
 
D 全て外した出桁
 
E 折れていた梁

@軒回りの「出桁」を取り外していく
 
A出桁を一本一本丁寧に外す
 
B一本の出桁を外した状態

●2017年7月18日 屋根組解体 準備

C @と同じ位置、外した状態
 
D Aと同じ位置、外した状態
 
E 足場には外した板が・・・

@明日から、傷んだ梁などの取替え作業。
 その前に、軒回りの板(軒天板)を外す
 
A再び同じ位置に取り付ける為、番号を付け・・・
 
B一枚一枚丁寧に外していく

●2017年7月17日 茅葺屋根 解体作業3日目

F14:30頃 今日はここまで 西側と正面の屋根
 
G14:30頃 裏側の屋根
 
H14:30頃 東側の屋根

C12:20頃 屋根裏部屋から見た屋根かご
 
D12:20頃 Cの隣の部屋から屋根かご
 
E12:20頃 垂木(縦)、屋中(やなか・横)もきれいに

@8:40頃 今日は解体作業から出た埃などの清掃
 
A8:40頃 茅の残りなども丁寧に除きとる
 
B8:45頃 結構な量の茅や埃の残りが出る

●2017年7月16日 茅葺屋根 解体作業2日目

L屋根裏部屋から棟を望む
※解体した茅は青森県産(移築時に葺いた茅)
 
M荒縄だけで屋根の骨組みが作られている
おそらく移築した際に記された方角を示す札(右下)
 
Nすっきりした軒先(7/10と比較してみてください)
 以前は手前の梁から約55cm出ていた

I17:00頃 今日で茅葺は全て解体 西側・正面の屋根
 
J17:00頃 正面と東側の屋根
 
K17:00頃 屋根裏(蚕室)も丸見え(左側屋根から)

F13:50頃 西側と正面の屋根 正面は終了
※昼に大雨が降り屋根の隙間から雨が漏れたため
 防水シートを張っています(白い幕)
 
G13:50頃 正面の屋根と東側の屋根
 
H13:54頃 裏側の屋根から正面を望む

C10:20頃 西側と正面の屋根
 
D13:40頃 正面と東側の屋根
 
E13:40頃 屋根下も見えだした

@8:40頃 昨日の続きから 西側と正面の屋根
 
A8:40頃 正面と東側の屋根
 
B8:50頃 暑さ、埃と戦いながら職人さんは黙々と

●2017年7月15日 茅葺屋根 解体作業

I16:40頃 今日はここまで 〜正面〜
 
J16:40頃 〜裏側〜
 
K16:40頃 茅葺が無くなった裏側の屋根

F15:27頃 正面の屋根の様子
 
G15:28頃 裏側の屋根の様子 半分以上解体
 
H15:37頃 裏側の屋根 とうとう最後の一段目に

C13:40頃 正面の屋根の様子
 
D13:40頃 裏側の屋根の様子
 
E13:40頃 裏側の屋根、屋根組が見えてきた

@8:10頃 棟の茅を取り外し
 
A8:15頃 正面と裏面の屋根の茅を解体し始める
 
B10:14頃 解体した茅は処分、再利用に分ける

●2017年7月14日 茅葺屋根 解体作業

本日午後、宮城県から職人さん(専門業者)が
トラックで到着
 
明日からの茅葺屋根解体に向けて資材を搬入
(十数本もの丸太は足場に使用するとのこと)
 
軒下には養生用のシートが張られる

●2017年7月14日 内部展示資料 搬出作業

資料が搬出され、ガランとした室内
 
ダイドコロも・・・
 

●2017年7月13日 内部展示資料 搬出作業

本格的な工事を前に資料を搬出 〜農機具〜
 
衣類資料もクリーニングしながら丁寧にたたみ梱包
 
梱包された資料類 明日、搬出する予定

●2017年7月11日

茅の取り外し作業用の綱がつけられた
 
棟の覆いを取り外す
 
覆いを取り外した棟の様子

●2017年7月10日

屋根の茅葺を取り外す作業用の綱の設置の前に・・・、
現在の覆いの中の様子
 
茅葺屋根の軒先の作業に必要な足場。
軒先の下まで足場が・・・どのように使われるのか?
 
建物の中にも足場を設置。
屋根裏の作業に使用とのこと

●2017年7月8日

前面にも幕を設置
 
裏側にも。これからの工事で雨風から守るため
建物をすっぽりと覆う
 
前面にせり出した足場。ここで材料や下した茅などの
仮置き場として使用するとのこと

●2017年7月7日 屋根設置

トラックから2種類(長さが違う)屋根の鋼材をおろす
 
ジョイントした屋根の鋼材を足場の上へ
 
屋根と左右の幕を設置完了。本日はこれにて終了

●2017年7月6日 足場設置 3日目

高さ約11メートルの足場
 
クレーン車で屋根の土台の鋼材を設置
 
遠方から見た工事現場。クレーンの高さも圧巻

●2017年7月5日 足場設置 2日目

先日の続きから
 
建物を覆うぐらいの高さに
 
裏側も。本日で周りの足場は完成予定

●2017年7月4日 足場設置

足場を積んだトラックが到着
 
建物の周りに足場を組み始める
 
夕方、足場は4段目まで

●2017年7月1日 工事前

補修工事を行う菊田家農家住宅(正面・南側)
 
西側
 
裏側(北側)

東側 〜数年前から梁を補強している〜
 
菊田家のダイドコロ
 
菊田家の内部

菊田家の内部
 
土間にある農具
 

傷んでいる茅葺屋根
 
1階から見える屋根の裏側
   


旧菊田家農家住宅以外の工事予定
●小川家酪農畜舎 改修工事
   工期 夏頃〜翌年2月頃予定
   内容 老朽化等で壊れた屋根を含む展示建造物を大幅に改修。
      諸外国の酪農技術や知識に学んだ明治・大正の北海道を知ることができる内部展示・体験ブースを整備。
●馬車鉄道 軌道延伸工事、車両補修工事
   工期 11月頃〜翌年3月頃予定
   内容 皆様が見学しやすい環境を充実するため軌道(線路)を延伸し、老朽化した車両をメンテナンス。
●吊り橋 改修工事
   工期 夏頃〜11月頃予定
   内容 老朽化によりしばらくの間通行止めの処置をとっていましたが、市街地・山村群をつなぐ利便性を重視し改修工事を実施。
●案内看板・建造物解説板整備
   工期 夏以降予定
   内容 昨今増加している海外観光客の方へ、北海道の歴史や建造物をより詳しく知っていただくため、
      また村内をスムーズに見学していただくため多言語表記を整備。
●インターネット環境整備
   工期 夏以降予定
   内容 今までは札幌停車場付近のみ使用できたWi‐F@環境をほぼ全域に拡大。
●トイレ洋式化工事
   工期 10月頃〜翌年3月頃予定
   内容 村内のトイレの多くは、和式タイプが多くご不便をおかけしておりましたが、洋式トイレを多く整備。



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